ふるさと高田で美術展を観賞

kanazu362009-09-19

地方紙新潟日報に小説「ふみ子」を書いた児童文学者市川信夫
(76)さんを紹介する連載「ひと賛歌」が9月17日終わった。
先生は私たちが6年生のとき大手町小学校に教育実習生として
こられ私たちのクラスを担当した。
連載の中で先生が、我が母校高田商工のOBであることを知り早速同窓会名簿を開いた。
昭和23年(第1回)併設中学校卒に名前があった。
ふるさと高田で「聚楽第屏風展」「古径作品にみる秋の香り展」「小川未明絵本原画展」が
開催されており9月17日観賞してきた。
・御所参内聚楽第行幸屏風展(上越市立総合博物館:9月17日)
 豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第に、後陽成天皇が出向く様子を描いた屏風絵「御所
 参内・聚楽第行幸図屏風」が上越市の個人宅で発見され、寄託を受けた上越市立総合
 美術館で9月12日から一般公開され18日で1週間が過ぎた。
 連日県内外から多くの人が詰め掛け来館者は5000人を越えたと。
 入館者には「御所参内聚楽第行幸屏風」のカラーパンフレットが配布される。
 屏風は6曲一双で左隻・右隻とも縦156センチ・横358センチ。
 ・聚楽第天守付近(左隻5・6扇) ・聚楽第南門付近(左隻5・6扇)
 ・聚楽第鉄門と桐門の牛車(左隻2・3・4・5扇) 
 ・後陽成天皇の乗った鳳輦(右隻3扇) ・内裏(右隻1・2扇)
 の部分が拡大され掲載されている。
 物々しい警護や、屋内から行列を見物する人々の姿とは対照的に、北側の通りには京都
 の日常の姿が描かれている。
 ・扇子や足袋を売る店 ・頭に炭を載せた大原女 ・魚売りなどの行商の人々
 ・竹馬にまたがったり、トンボを結んだ糸を棒の先に括りつけて遊ぶこどもたち 
 などなど。
 秀吉が乗る牛車が描かれた屏風は国内初で「重要文化財級」の作品だと専門家から評価
 されている。
・古径作品にみる秋の香り展(小林古径記念美術館:9月17日)
 上越市立総合博物館に小林古径記念美術館が併設され「古径作品にみる秋の香り展」が
 開催されている。
 作品は「秋の情景・12点」と「秋の草花・20点」と「実りの秋29点」。
 作品は小林古径記念美術館所蔵と個人や他の美術館が所蔵する作品の原寸大デジタル
 複製画。
 作品を観ているだけで館内に秋が漂う。
 ・小川未明絵本原画展(小川未明文学館:9月17日)
  「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれる童話作家小川未明
  上越市の高田図書館に小川未明文学館が併設されている。
  文学館で特別展「金の輪」・「ものぐさじじいの来世」絵本原画展が開催されている。
  「金の輪」は吉田念美(としみ)さんが、「ものぐさじじいの来世」は高岡洋介さんが絵を
  描いている。
  会場には原画のほかに、たくさんの絵本が置かれている。
  別コーナーでは、代表作「赤い蝋燭(ろうそく)と人魚」のビデオが放映されていた。
芸術の秋、ふるさと高田で素晴らしい絵画を観賞した。

多くの人が「聚楽第行幸図屏風」に見入る (イラストを模写)