彼岸花とお墓参り

kanazu362009-09-23

今日23日は秋分の日で彼岸のお中日。
彼岸入り前の9月16日、ふるさと高田へお墓参りに行ってきた。
・岸花と彼岸花曼珠沙華
 ・彼岸
  今年の彼岸入りが9月20日・お中日が9月23日(秋分の日)・彼岸明けが9月26日。
  9月21日村松町の「滝谷・慈光寺」を参拝した。
  慈光寺は昭和40年、職場の一日研修で「座禅」を体験した思い出の寺である。
  本堂に「お彼岸」のことが書かれたパンプが置かれていた。
  「お彼岸は”彼(か)”の”岸(きし)”と書く。
  つまり理想の彼の岸に渡って、仏の目覚めた世界に到ること。
  その為には、六つの徳目を実践しなさという。 
  六つの徳目とは、
  ・布施(奉仕)・持戒(規律)・忍辱(持続)・精進(努力)・禅定(集中)・智慧(無常の自覚)。
  我々人間は、常に自分の中に二つの心を同居させている。
  一つは、欲望や迷いにとらわれる心。
  もう一つは、そうした心に染まる以前の心である。
  お彼岸の季節には、彼岸の心を実践し、少しでも良い縁となしていきたいものです」と。
 ・彼岸花
  わが家の庭隅に植えられている彼岸花が満開。
  新聞に彼岸花のことが書かれていた。
  ・秋の彼岸のころに咲くから彼岸花
  ・縄文時代に中国から伝わってきたといわれ日本にあるのはすべて球根
  ・球根は、アルカロイドという毒があるけど水にさらすと食べられるようになるので、江戸
   時代までは食べられていた
  ・球根は、薬にもなり、壁土に混ぜれば防虫にもなった
  日本では異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれい
  ばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけ
  ばばあなどと呼ばれ、名前から不吉であると忌み嫌う地域もある。
  全国共通で「彼岸花」と呼ぶようになったのは明治以降。
  新潟県内でも「きつねのかんざし」「くゎじばな」「しーじんばな」「しびとばな」「じゅず
  かけばな」などと呼ばれていた。
  今では白や黄色など色が豊富で「リコリス」と呼ばれて観賞用に重宝されている。
・お墓参り(上越市高田:大厳寺・9月16日)
 今年は妻が畑で育てた花をお墓に供えることにした。
 菩提寺大厳寺参道両脇の白い「萩の花」が満開。
 萩は秋の七草の一つで、夏から秋にかけて赤紫色の花が咲く。
 白い花は珍しい。
 大厳寺の参道には毎年5月、極楽浄土に至る「白道(びゃくどう)」に見立てた白ツツジ
 咲き誇り、地元の人は「ツツジ寺」よ呼んで親しむ。
 彼岸入り前で墓参りする人影はない。
 母の好きだった「百日草」も供えた。
妻が朝から彼岸のお中日に仏壇にお供えする白玉団子を作っている。

エ!!昔は彼岸花食べたの・・・ (イラストを模写)