大相撲秋場所終わる
満員御礼の垂れ幕が8度出た大相撲秋場所が終わった。
終わってみれば東西横綱の強さをまざまざと見せ付けられた
場所。
期待された大関琴欧洲は9勝6敗、日本人期待の力士関脇
稀勢の里は千秋楽小結把瑠都に負け7勝8敗と負け越し、大関取りから一歩後退。
そんな中、小結把瑠都が12勝・前頭鶴竜が11勝と大活躍で大関候補に名乗りを上げた。
秋場所の話題を新聞から拾った。
・東西横綱による優勝決定戦で朝青龍が勝ち24回目の優勝
星一つの差で追う横綱白鵬が千秋楽結びの一番で朝青龍を寄り切りで破り東西横綱に
よる優勝決定戦となった。
優勝決定戦で朝青龍が白鵬をすくい投げで破り4場所ぶり24回目(北の湖に並び史上
3位)の優勝を飾った。
表彰式で鳩山由紀夫首相が横綱朝青龍に「内閣総理大臣杯」を手渡した。
・小結把瑠都の5大関総なめの快挙は23年ぶり史上2人目
小結把瑠都が、日馬富士・千代大海・魁皇・琴欧洲・琴光喜の5大関を撃破。
5大関総なめは1986年の保志(横綱北勝海、現八角親方)以来23年ぶりで2人目。
一躍大関候補の1番手に躍り出た。
・大関魁皇が勝ち星史上2位
秋場所10日目の22日、大関琴欧洲を破り単独史上2位の通算965勝目を挙げた。
1位は通算1045勝の元横綱千代の富士(現九重親方)。
・大関千代大海休場で来場所は14度目のかど番
2勝8敗と負け越しの決まった千代大海は、秋場所11日目の23日から休場した。
11月の九州場所は、自身の持つ史上ワースト記録を更新する14度目のかど番となる。
・阿覧が反則負け
秋場所10日目の22日、阿覧:高見盛戦で阿覧が反則負けとなった。
高見盛のまげに阿覧の指がはいったため阿覧の反則負け。
・大関琴欧洲が10日目から5連敗
9日目を終わり8勝1敗と優勝戦線に絡んでいた大関琴欧洲、10日目からまさかの
5連敗で終わってみれば9勝6敗で綱とりは振り出しに。
・関脇稀勢の里は外国勢に1勝7敗と完敗
日本人期待の力士関脇稀勢の里は、8人の外国勢と対戦し1勝7敗と完敗。
7敗は、初日の大関琴欧洲・大関日馬冨士・横綱白鵬・横綱朝青龍・前頭の鶴竜・前頭
の栃の心・小結把瑠都で1勝は前頭の旭天鵬から。
・立行司の第35代木村庄之助が休場
立行司の第35代木村庄之助(62)が秋場所11日目の23日、「目まい症で5日間の
安静加療を要する」との診断書を日本相撲協会に提出し休場した。
11日目の結びの一番、白鵬―魁皇は式守伊之助が裁いた。
木村庄之助は2日休場し、13日目の25日から再出場した。
・番外:トキめき新潟国体の相撲団体で優勝を目指す海洋高校(糸魚川・能生)
8月15日、青森県の十和田市相撲場で行われた第58回選抜高校十和田大会の団体の
部で海洋高校が鳥取城北高校を2:1で破り初優勝し。
同校は8月初めの全国高校総体(インターハイ)でも3位に入っている。
27日の予選では、和歌山に4:1・高知2:3・広島に5:0と2勝1敗15位の成績で
決勝トーナメントに進出した、
悲願の国体初優勝なるか。
番付けを見ると外国勢が小結以上に5人もいる。
横綱に白鵬と朝青龍・大関に琴欧洲と日馬富士・小結に把瑠都。
ファンが期待する強い日本人力士の登場は・・・
日本人力士の優勝は何時か・・・ (イラストを模写)