土の芸術と土

kanazu362009-09-29

「月に水分があった」とインドやアメリカの探査機の三つの
研究チームが24日の米科学誌サイエンスに発表した。
糸魚川市が、国内初の世界ジオパークに認定されたことを記念
し「糸魚川ジオパークおもしろ石コンクール」の参加者を募集して
いる。
新潟市が開催する「水と土の芸術祭」も7月18日の開幕から2か月が経過した。
土の芸術と土の話題を新聞から拾った。
・水と土の芸術祭
 ・新潟の土フロフィール
  ・坂井基樹、平山良治、中井信(新潟市美術館
   作品名:はがしたての地球―土壌モノリス
   新潟市内の土の層をそのままはがした標本が展示されている。
   ・新潟市西区砂丘未熟土 ・新潟市秋葉区のオイルサンド
   ・新潟市西蒲区の赤黄色土(天神山) ・新潟市北区の潟土(福島潟)
   などなど。
・土の話題
 ・新潟市西蒲区城山運動公園のがけの地層が地質的に貴重
  旧巻町の城山運動公園は、トキめき新潟国体のホッケー会場である。
  運動公園脇の斜面が露出している。
  この露出場所(地層)が、地質学的に貴重な火山灰を含む層で約300万から600万年
  のものとされる。
  露出斜面は1993年ころ運動公園の造成工事で山を削った際にできた。
  高さは十数mほどで、地面から7・7mほどの高さに地層のしま模様がくっきりと見える。
  がけの下には、断層見学の皆様へ
  ・断層面に登ることは「危険」のため禁止します
  ・掘削は全面禁止します
  管理者と書かれた看板が立てられている。 
  城山運動公園の職員の方が「近くの小学生がこの場所を理科の郊外授業で毎年見学に
  訪れますよ」と。
 ・糸魚川市ジオパーク世界ジオパークに認定
  糸魚川は、ユネスコより早く1991年から「ジオパーク」を名乗り、世界で最初に
  ジオパーク(Geopark)という言葉を使い始めたジオパーク発祥の地。
  「ジオパーク」という言葉は、「ジオ」と「パーク」を組み合わせた造語。
  ジオとは地球や土地を表すことばでパークは公園。
  ジオパークは「地質公園」。
  糸魚川市内には「日本の地質百選」となった“小滝川ヒスイ峡”や糸魚川―静岡構造線を
  含む”フォッサマグナ”などの地質遺産が多くある。
  2008年12月8日「日本ジオパーク」に認定。
  2009年8月23日世界ジオパークに認定された。
・番外:街路樹ラクウショウ(落羽松)の根っこ(新潟市中央区上所中・9月22日)
 歩道が木の根っこで盛り上がり根っこが地上に顔を出している。
 異様な写真に魅せられ22日、新潟市中央区上所中の現場を見てきた。
 街路樹ラクウショウの周りからは大小さまざまな形をした根っこが顔をだしている。
 根っこが縁石やアスファルトを持ち上げて舗装はデコボコでひび割れしている場所もある。
 中には通行の邪魔になり頭を切り取られた根っこもある。
 歩行者を癒し和ます街路樹ラクウショウも時には道路管理者泣かせの街路樹に変身。
糸魚川ジオパークの目玉「小滝川ヒスイ峡」や「フォッサマグナ」には思い出がある。
昭和59年から4年間県境の町糸魚川に勤務し休日を利用し仲間と「小滝川ヒスイ峡」や
フォッサマグナ」めぐりに出かけた。
海が荒れた日の翌日、糸魚川海岸を歩きヒスイ拾いをした楽しい思い出もある。
海岸で拾ったヒスイはサイドボードに飾られている。

歩道に木の根っこが・・・ (イラストを模写)