トキ放鳥と白鳥飛来

kanazu362009-10-03

2016年のオリンピック開催国は、ブラジルのリオデジャネイロ
南米初のオリンピック開催が決まった。
決選投票でリオデジャネイロがスペインのマドリード
66票:32票の大差で破った。
1回目の投票でアメリカのシカゴ18票で、2回目の投票で東京が20票で落選した。
9月29日佐渡市新穂正明寺でトキ2次放鳥が行われた。
10月1日には阿賀野市の瓢湖に白鳥が飛来した。
10月2日、雨が降る中白鳥を見に瓢湖を訪れた。
・トキの2次放鳥
 昨年9月27日に放鳥したトキは現在7羽が確認されている。
 雄4羽が佐渡に、雌3羽は佐渡を離れ本州へ。
 新潟市内野町に1羽・燕市に1羽・富山県黒部市に1羽。
 9月29日、2次放鳥では雄8羽・雌12羽が放鳥される。
 10月2日NHKテレビきらっと新潟で「密着!トキ放鳥・知られざる舞台裏」が放送された。
 ・1日目(9月29日):2羽が飛び立ち残り18羽
  午前10時半、ケージ近くの市道で、泉田裕彦知事らがテープカットを行うと同時に、
  放鳥口が開けられた。
  1羽目:9時45分放鳥口から飛び立ちケージ後方の山中に飛んでいった。
  2羽目:13時10分放鳥口から飛び立った。
  16時45分ケージが閉鎖された。
  残る18羽は止まり木で羽を休めたり、ケージ中ほどにある池に下りたりしていた。
 ・2日目(9月30日):11羽が飛び立ち残り7羽
  夕方までに4羽と3羽が群れををなし飛び立ち、今日1日で雄4羽、雌7羽の計11羽が
  飛び立った。
  29日に飛び立った雄2羽と合わせて、20羽のうち計13羽が飛び去った。
  30日夜までに、2組計4羽が周辺で一緒にねぐら入りしたことも確認された。
  夕方放鳥口のケージが閉鎖された。
  10月1日午前5時半にケージを開放する。
 ・3日目(10月1日):3羽が飛び立ち残り4羽
  午後1時までに、5歳と1歳の雌2羽がケージから外に出た。
  しかし5歳の雌は飛び出してすぐに、100〜150メートル離れた林に飛び込んで身動き
  できなくなったため捕獲したが、このトキにけがはなかった。
  夕方1羽が飛び立ち残り4羽。
  今晩からは夜間も放鳥口のケージを開けたままに。
  飛び立った3羽が群れをなして飛んでいるのが確認された。
 ・4日目(10月2日):2羽が飛び立ち残り2羽
  午後4時半ころまでに、3歳の雌と1歳の雄1羽の計2羽が飛び立った。
  これで放鳥20羽のうち18羽が飛び立ち残り2羽となった。
  午前中新穂地区で昨年放鳥のトキ1羽(雄)と2次放鳥のトキ2羽(雌)の3羽が一緒に
  飛んでいる姿が確認されカップル誕生の期待も。
 ・5日目(10月3日):午後5時28分最後のトキが飛び立つ
  残っていた2羽のトキが夕方までに飛び立ち20羽がすべて佐渡の大空に。
  19羽目が午前7時13分に、20羽目が午後5時28分ケージから外に出て大空へ。
 9月29日の放鳥開始から5日目で20羽すべてがケージの外に出て佐渡の大空へ。
・白鳥の飛来
 新潟県瓢湖阿賀野市)・福島潟(新潟市北区)・鳥屋野潟(新潟市中央区)に10月1日
 白鳥(コハクチョウ)が飛来した。
 昨年に比べて10日ほど早い。
 瓢湖では10羽・福島潟では18羽・鳥屋野潟では4羽。
 白鳥の飛来の記事に10月2日瓢湖を訪れた。
 あいにくの雨、管理事務所の看板に「本日の飛来数10羽」と書かれたいるが、飛来した
 白鳥の姿はなかった。
 管理事務所の話では「昨1日午前9時15分ころ2羽が上空から偵察、その後午後4時
 ころ瓢湖に降り立った。今日からえづけを始めます」と。
 瓢湖脇の白鳥会館入口に「白鳥会館の営業を4月12日を持ちまして終了いたしました。
 22年間の長期にわたりご愛顧頂きまして心より感謝申し上げます」の貼り紙が。
・番外:佐潟新潟市赤塚:10月2日)
 帰りに新潟市赤塚の佐潟を訪れ管理事務所に立ち寄った。
 「佐潟にはまだ白鳥は来ていません」と。
 佐潟にもまもなく白鳥が飛来する。 
新潟の空にトキが舞い白鳥が舞う。
日本中が期待するトキの野生での繁殖。
今年は昨年と違い雌のトキに衛星利用測位システム(GPS)送信機が取り付けられている。

トキの放鳥を見守る (イラストを模写)