日本のサケと鮭の中骨

kanazu362009-10-04

昨3日は中秋の名月、西の空に丸い月が浮かぶ。
10月3日、新潟市中央区水道町日本海区水産研究所で
「たからの海・日本海」をテーマに施設の一般公開があり見学
してきた。
間もなくサケ漁の季節の到来である。
新潟の加嶋屋で鮭の中骨の販売をしている。
今年も妻が「さけ茶漬」作りに挑戦した。
日本海区水産研究所施設の一般公開(新潟市中央区水道町・10月3日)
 会場入口に箱に入った生のサケガンラ2尾が見学者を出迎える。
 会場は4会場に分れている。
 ・第1会場:さわってみょう日本海のさかな 
 ・第2会場:海辺にくらすさまざまな魚介類
 ・第3会場:海の中を調べる道具 ・第4会場:日本のサケ
 第1会場では、魚は目とエラの近くに耳石(じせき)があり木のような年輪があり魚も年齢
 を調べられることを知った。
 子どもたちが、とれたての日本海のアジやキスやイカなどの魚に恐る恐るさわる。
 第2会場では、水槽の中を泳ぐアオリイカを餌木(えぎ)で釣ることができる。
 子どもたちが小さな竿を水槽に垂らしイカ釣りに挑戦したいた。
 餌木とは、日本伝統のエビに似た疑似類を使った釣り。
 屋外の第3会場には、海の中を調べる「漂流ブイ」「耐圧ブイ」などの器具が並ぶ。
 第4会場:日本のサケ
 ・日本で見られるさけますの種類
  ・サケ属 ・サルモ属 イワナ
 ・新潟県のサケは北は山北の大川から南は糸魚川の田海川までの川で毎年15万から
  38万尾のサケを獲っている。
  サケも海でとれるサケ、川でとれるサケとさまざま。
 ・サケの成熟に伴なう変化
  サケは漁獲される時期や成熟の度合いでいろいろな呼び方がある。
  ケイジ(鮭児) ・トキシラズ(時知不) ・メジカ(目近) ・ギンケ(銀毛)・ブナ
  箱の中にはメジカ・ギンケ・ブナのABCの5尾が飾られていた。
  値段もケイジが高くだんだんと値が下がりブナが一番安い。
  同じ鮭でも成熟度により呼び名の違うことをはじめて知った。
・鮭の中骨とさけ茶漬作り
 新潟の名産品に加嶋屋の「さけ茶漬」がある。
 製品開発のヒントは、5代目の加嶋長八社長(45)によると、父である現会長の長作(75)
 さんの母親が昭和30年代、塩引きのサケを下ろした後に残る中骨を焼き、骨に付いた
 身をほぐして昼ご飯にふるまったのがはじまりだという。
 ・鮭の中骨
  中骨は毎週金曜日10時30分から加嶋屋で販売される。
  人気商品で毎回店頭に行列ができるほどの人気。
  袋には、
  ・名称 鮭の中骨(塩漬)
  ・原材料名 鮭中骨(キングサーモン中骨)、食塩
  ・原料産地名 カナダ、ロシア、ニュージランド、米国(キングサーモン中骨)
  ・保存方法 要冷蔵5度以下で保存 ・取り扱いの注意 焼くなど加熱して使用
  と書かれている。
 ・妻がさけ茶漬作りに挑戦
  中骨を鍋に入れ酒を少し入れ火にかけシャモジでかき混ぜる。
  あとは、中骨から身をほぐし細かい骨を取り除けばできあがり。
  市販されている「さけ茶漬」の材料の中骨から作るため自宅で作る「さけ茶漬」も市販品と
  味は同じ。
  わが家では「さけ茶漬」を白いご飯にのせたり、おにぎりの梅干し代わりなどに。
子どもたちが日本海の魚にさわり大喜び。
わが家では妻が「さけ茶漬」作りに大奮闘。

自宅で「さけ茶漬」作り (イラストを模写)