消火器と火災警報装置

kanazu362009-10-06

10月4日「座敷わらしがいると伝わる宿」として知られる
岩手県二戸市の旅館「緑風荘」が全焼した。
古い消火器が破裂小学生重体の記事が新聞に。
わが家にも古い消火器があり消防署のアドバイスを受け業者に
処分してもらった。
新潟市消防局中央消防署に「住警器早い設置が身を守る」の懸垂幕とのぼり旗が立てられ
市民に住宅用火災警報機設置を呼びかけている。
今年の秋の火災予防運動は来月11月9日から始まる。
・古い消火器の処分
 9月15日、大阪市で駐車場の隅に置いてあった古い消火器が破裂し小学生が意識不明
 の重体になるという事故が発生した。
 消火器は20年前に製造したもので底が腐食していた。
 あわててわが家の台所の隅のある消火器を調べた。
 購入から10年以上経過している。
 ・一般消火器の耐用年数は8年。
 ・住宅専用の「住宅用消火器」やエアゾールタイプの「消火具」の有効期限は3年〜5年。
 新潟市消防局では腐食したり変形した消火器を見つけたら破裂事故に注意するよう「市報
 にいがた」で広報している。
 ・腐食したり変形した消火器を見つけたら
  ・レバーを握らない ・ゴミにださない ・屋外に放置しない
  ・「使用禁止」と貼り紙をするなど、誰が見ても分かるようにする
  ・自分で分解しない ・知らない人が触れることのないよう管理する
 ・処分、廃棄方法の確認を
  購入した販売店または製造メーカーに処分・廃棄方法について問い合わせる
 近くの消防出張所で古い消火器の処分、廃棄方法を聞いた。
 「消火器販売所に相談すると有料で処分・廃棄してくれます」と業者の一覧表をコピー
 してくれた。
 「火災警報機は設置しましたか」と聞かれ「取り付けました」と。
 業者に連絡すると 消火器を直接持ち込めば500円、社員が回収に伺えば1000円
 です」。
 1000円支払い処分廃棄した。
・火災警報機の設置
 2004年に消防法が改正され新築は2006年6月から火災警報機の義務付けられた。
 既存住宅も2011年5月末までに設置しなければならない。
 消防庁によると今年3月時点の普及率は全国で45・9%。
 普及率が高いのは東京都69・7%、宮城県68・5%・愛知県63.0%など。
 低いのは徳島県7・4%や高知県10・1%・大分県13.2%。
 新潟県は23.7%で政令指定都市新潟市は29.0%。
 わが家は、思い出にと妻と相談し定額給付金で住宅用火災警報器を取り付けた。
 8畳間に取り付けた火災警報器を見るたびに定額給付金を思い出す。
・秋の火災予防運動
 11月9日は「119番の日」。
 秋の火災予防運動は11月9日(月)から11月15日(日)まで。
 今年の全国統一防火標語は「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」
 新潟市消防局の「住警器早い設置が身を守る」の黄色いのぼり旗が秋風になびき、道行く
 市民に火災警報機設置を呼びかける。

古い消火器だわ (イラストを模写)