コメ作況指数と新潟米のキャンペーン
非常に強い台風18号の接近に急いで稲刈りをする佐渡地方の
農家の様子がテレビで放映されていた。
新潟市の近隣近在は、台風通過前に稲刈りがほとんど終わって
いた。
農林水産省は10月2日、2009年産水稲の全国の作況数が98で「やや不良」と発表した。
新潟県は「平年並み」の99。
連日21年産新米の話題が新聞を賑わす。
新潟県では「新潟米のおにぎりキャンペーン」を、新潟市では「新潟市産コシヒカリ販売
キャンペーン」を展開する。
・コメ作況指数
北陸農政局新潟農政事務所は10月2日、新潟県内の2009年産水稲の作柄概況は、
「平年並み」の99と発表した。
7地域別では、魚沼、岩船、上越、佐渡が100で下越南、中越が99の「平年並み」。
下越北が唯一「やや不良」の98となった。
・新米の出荷
・2009年産コシヒカリの県外初出荷
9月25日、JA新潟など県内10JAで2009年産コシヒカリの県外初出荷が行われた。
・魚沼産コシヒカリノ新米出陣式
10月4日魚沼産コシヒカリノ新米出陣式が南魚沼市で開催され、新米が関東方面に
出荷された。
・米の販売キャンペーン
・新潟県:新潟米おにぎりキャンペーン
新潟県は9月25日から県産米の消費拡大を目指し「新潟米おにぎりキャンペーン」を
展開している。
おにぎり推進課長に、本県出身の演歌歌手・小林幸子さんが就任、協賛店舗の販売を
強力にバックアップする。
また、「新潟米・おにぎりで、いこう!」のキャンペーンのキャッチコピーやロゴマークの
「のぼり旗」「POP」「ミニのぼり旗」を県内の協賛65事業者に配布した。
配布を受けた協賛業者では、1004店舗の店頭にのぼり旗などを掲げ販売している。
・新潟市:新潟市産コシヒカリ販売キャンペーン
新潟市は、新潟平野で新潟市の生産者が環境にやさしい安心・安全な農作物つくりを
目指して、一般的な栽培に比べて農薬や化学肥料を5割以上減じて丹精込めて生産
した「新潟市産コシヒカリ」の消費拡大をはかるため市内5JA(豊栄・新潟市・新津
さつき・新潟みらい・越後中央)を応援、「新潟市産コシヒカリ」をオリジナルデザイン
米袋(5キロ)に入れ市内のスーパーなどで限定販売している。
・番外:新潟市観光大使小林幸子さん人形
新潟市中央区のNEXT21の1階アトリウムに新潟市出身の歌手小林幸子さんの特大
人形が飾られている。
かっぽう着にもんぺ姿で右手にシャモジを持ち左手をさしのべている。
高さは7.4m・幅4m・奥行き4m・重さ600キログラム。
人形の下に「人形誕生の背景と設置の経緯」が書かれている。
「平成21年5月に東京青山劇場にて上演された“日本映画頂上決戦”で使用。
出演者は、小林幸子さんのほか伊東四郎さん三宅裕司さん等。
人形は、小林幸子さんをモチーフとしておりフィナーレでは、左手の上で幸子さん本人
歌唱した。
人形の容貌は米どころ新潟市のイメージにぴったり。
小林幸子さんにあやかり、新潟市の食のすばらしさを大々的にPRすることを目的に
設置」。
人形は新潟市が約630万円で購入した。
・番外:新米盗被害発生
長岡市栃尾地区・上越市頚城区・新発田市浦などで新米盗被害が発生した。
近くのスーパで「新潟米・おにぎりで、いこう!」ののぼり旗と「新潟市産コシヒカリ」の
オリジナル米袋を見てきた。
オリジナル米袋は、薄い青地に新潟市のシンボルの萬代橋と夕日をモチーフに、たわわに
実った稲が描かれている。
間もなくわが家にも妻の実家で作った新米コシヒカリが届く。
米のできは「平年並み」 (イラストを模写)