ガソリンスタンドとパチンコ店

kanazu362009-10-14

連日テレビからはパチンコ店のコマーシャルが流れ、新聞には
折り込み広告が。
国道を走ると閉鎖されたガソリンスタンドやパチンコ店が。
ガソリンスタンドとパチンコ業界に不況の嵐が吹く。
・ガソリンスタンド
 民主党政権公約で2010年4月からのガソリンの暫定税率廃止を掲げた。
 スタンドに掲示されているレギュラーガソリンの価額は現在120円から130円前後。
 そのうち暫定税率分は25円で暫定税率廃止が決まれば1リットル100円を割る。
 各スタンドは消費者の心を捉えようと1・2円差をめぐり熾烈な値下げ競争が続く。
 新潟県石油商業組合によると加盟店はピーク時の1996年には1437店あった店が
 現在は1022店。
 今年に入り既に50店近くが店を閉めた。
 スタンド側は生き残りをかけ人件費のかからない「セルフ」方式で値引きに対応。
 消費者は1円でも安いスタンドを探し給油する。
・パチンコ店
 新聞折り込み広告で近くの店に「なんと8倍!0.5円パチンコ」が新登場した。
 新しい機械を10月7日見てきた。
 入口には「遊戯料金表」が掲げられている。
 玉は1個「50銭」「1円」「2円」、回胴式メダルは1枚「5円」。
 店内に入ると「50銭コーナー」「1円コーナー」「2円コーナー」「5円コーナー」に
 分かれている。
 50銭パチンコの機械に注意事項のステッカーが貼られている。
 ・タバコの交換は1人1個まで
 ・再プレーはできません
 ・他コーナーへの玉の持ち出しは出来ません
 ・他コーナーからの玉の持ち込みは出来ません
 50銭パチンコで多くの人がパチンコを楽しんでいる。
 全日遊連(全日本遊戯事業協同組合連合会)の発表によると、
 ・2008年12月31日現在の店舗数は1万2937 
 ・2007年12月31日現在の店舗数は1万3732 
 ・2006年12月31日現在の店舗数は1万4674
 と年々減少している。
 不況に強いといわれたパチンコ業界。
 50銭パチンコの新登場で不況の嵐に何処まで立ち向かえるか。
連日、2009年度の補正予算の見直しで政府が、3兆円の執行を停止し予算を削減する
という記事が新聞を賑わす。
暮らしはどうなるの・・・
不景気で市民の耐乏生活が続く。

暮らしはどうなるの (イラストを模写)