枝豆とソラマメとカレー豆

kanazu362009-10-17

サークル仲間NPO坂井輪地域学のメンバーが郊外の亀貝で
畑を借り豆を植えている。
春先のソラマメの収穫から秋の黒豆の収穫まで。
昨16日、今年最後の黒豆の収穫行った。
・枝豆
 ・黒豆の収穫(新潟市西区亀貝・10月16日)
  黒豆は農家の人が「苦労豆(くろうまめ)」と呼ぶほど、通常の大豆と比べ手間が
  かかる作物。
  会員15人が参加し、亀貝の畑で丹波の黒豆の収穫を行った。
  3人が黒豆の茎を切り豆もぎの場所に運ぶ。
  11人が豆もぎ、1人がはかりで2キロずつ袋に詰める。
  作業は約1時間半で終わった。
  今年の収穫量は約40キロ。
  キロ250円で販売。
  黒豆というから豆は最初から黒いと思っていた。
  さやが緑のときは中の豆も緑。
  さやが茶色に枯れてくると中の豆は黒に。
  さやが枯れ黒豆の収穫ができるのは、11月15日以降になると農家の人に知らされた。
  黒豆が収穫されれば今年も黒豆ご飯を作る。
  ・黒豆ご飯
   わが家では収穫された黒豆で「黒豆ごはん」を作る。
   黒豆ご飯の作り方は、もち米3・うるち米7の割合に一握りの黒豆。
   一握りの黒豆を半日水にひたし、ひたした黒豆と水を一緒に炊飯器に入れて炊く。
   二人家族のわが家は、もち米1合・うるち米2合・黒豆一握り(50粒)の割合で炊く。
   ご飯が薄紫色に変わり黒豆の香りがするおいしい黒豆ご飯ができる。
 ・さかな豆の収穫(9月17日)
  会員18人が参加し、亀貝の畑でさかな豆の収穫を行った。
  3人がさかな豆の茎を切り豆もぎの場所に運ぶ。
  14人が豆もぎ、1人がはかりで2キロずつ袋に詰める。
  作業は約3時間で終わった。
  今年の収穫量は約50キロ。
  希望者にキロ400円で販売。
 ・茶豆の収穫(8月23日)
  会員10人が参加し、亀貝の畑で茶豆の収穫を行った。
  3人が枝豆の茎を切り豆もぎの場所に運ぶ。
  6人が豆もぎ、1人がはかりで2キロずつ袋に詰める。
  作業は約3時間で終わった。
  今年の収穫量は約23キロ。
  希望者にキロ300円で販売。
・ソラマメの収穫(6月7日)
 午後3時会員15名が亀貝の畑に集合した。
 収穫するのは広い畑の1畝だけ。
 作業は豆をもぐ人、ビニール袋に入れる人、目方を計る人の3班に分けた。
 もぎ採り係りに決まった。
 人海戦術でマメ採りをしたため約1時間で終わった。
 収穫量を測ると2.2キロ入れの袋が59個もできた。
 ソラマメは希望者に1袋300円で販売。
 ソラマメは半分以上が皮。
 量ってみた。
 2.2キロで実が0.6キロ、3キロで実が1キロと3分の2が皮だった。
・弥彦名物カレー豆
 弥彦神社近くの土産売り場で弥彦名物のカレー豆が売られている。
 カレー豆の製造元は弥彦村参宮通りの「成沢商店」。
 成沢商店の店先に立つと驚く。
 店がつたに覆われているから。
 カレー豆は、戦前の1932年に成沢商店の成沢光雄(77)さんの父親が商品化した。
 ソラマメの皮をむき乾燥させたソラマメを油で揚げカレー粉と砂糖をまぶして作る。
 わが家では弥彦登山の帰りに土産に買って帰る。
「茶豆の里」旧黒埼町では、JA越後中央黒埼支店が中心となり枝豆を全国にPRする。
枝豆の種類も「くろさき茶豆」「あま茶豆」「ぴかり茶豆」「みかづき姫」と豊富。
地元では「くろさき茶豆」「ぴかり茶豆」「みかづき姫」を黒埼三姉妹と呼ぶ。
サークル仲間の畑仕事は、ソラマメの収穫で始まり黒豆の収穫で終わる。

黒豆ご飯を食べる (イラストを模写)