新潟の酒

kanazu362009-10-26

熱燗のおいしい季節がやってきた。
酒といえば八代八亜紀が舟唄で「お酒はぬるめの燗がいい・・・
しみじみ飲めばしみじみと・・・」と歌っている。
天地人ブームに沸く新潟県
武将上杉謙信の酒好きは有名。
辞世の句は「四十九年 一睡の夢 一期の栄華 一盃の酒」。
新潟の酒を全国にPRしょうと県内全96蔵元の代表銘柄がJR新潟駅の駅ビル
CoCoLo」に展示されていると知り10月21日見てきた。
新潟の酒の話題を新聞から拾った。
・謙信時代からの酒造りの蔵元「若松屋」(にいがたの老舗100年の系譜から)
 戦国時代の武将上杉謙信は酒好きで知られている。
 謙信は、酒造業の保護・育成にも熱心だったとされ、永禄3年(1560)には酒税を含む
 諸役(税金)を免除した。
 現吉乃川を経営する川上家が「若松屋」の屋号で酒造りを始めたのが天文17年(1548)
 の謙信時代。
新潟県内の酒全96蔵元の代表銘柄がセットで販売
 JR新潟駅の駅ビル「CoCoLo」が、県内にある日本酒の全96蔵元の代表銘柄、
 計96本のセットを15万円で販売している。
 同駅東側連絡通路のCoCoLo本館前には全銘柄の空き瓶が一堂に展示され、観光客
 などにPRする。
 販売されている酒はすべて四合瓶(720ミリリットル)で先着6セット限定販売。
 展示は12月中旬まで。
 セット販売だけでなく1本売りもOK。
 懐かしい故郷上越高田の酒「妙高山」や「スキー正宗」や「君の井」もある。
 越の三梅「越乃寒梅」「雪中梅」「峰の白梅」も並ぶ。
・越後・謙信SAKE(酒)まつり2009の開催
 上越市本町商店街で10月24・25日の両日、「越後・謙信SAKE(酒)まつり」が
 開催された。
 会場の本町通り商店街は歩行者天国となり、上越地域の19の蔵元の酒やワインや
 地ビールが並び多くの人で賑わった。
 イベント限定販売の酒「越後・謙信まつりSAKE2009」は、参加各酒蔵が持ち回りで
 製造する。
 今回は「雪中梅」で知られる丸山酒造が担当、600本(720ミリリットル)を製造した。
西蒲区の地酒や地ビールを味わう会の開催
 巻観光協会は10月16日、新潟市西蒲区の地酒や地ビールを味わう「ヒヤガーデン」を
 地元の料亭で開催した。
 ヒヤガーデンの「ヒヤ」は、「冷(ひや)酒」、「冷燗(ひやかん)」からとったもの。
 会では地元参食材を使った料理と区内の酒蔵4社と地ビール会社1社が提供した計
 9銘柄が並び参加者が楽しく飲み比べた。
糸魚川5蔵の酒を楽しむ会の開催
 11月6日、糸魚川市大町のヒスイ会館で「第6回糸魚川5蔵の酒を楽しむ会」が開催
 される。
新潟大学生が造る酒と地ビール
 新潟大学では、米どころ新潟の地域性を生かした日本酒を商品化している。
 ・遊休農地で栽培した大麦を使った地ビール「越の知恵しぼり」
 ・学生が実習で栽培した酒米で仕込んだ日本酒「新雪物語」
 ・長岡市の森光地区住民と協力した手掛けた日本酒「もりひかり」
 など。
 酒やビールは新潟大学大学生協で販売されている。
・番外:新潟市西区内野町の酒蔵会社が2社に
 新潟の内野町には酒蔵会社が4社(樋木酒造・伊藤酒造・塩川酒造・浜倉酒造)あったが、
 今は樋木酒造と塩川酒造の2社なった。
 懐かしい銘柄「日本海(伊藤酒造)」や「朗(浜倉酒造)」は姿を消した。
 しかし、塩川酒造が日本海の商標を譲り受け醸造している。
・番外:酒かすで菓子作り
 新潟県酒造組合は新潟県醸造試験場と連携し、日本酒を造る際にできる「酒かす」を
 使った菓子作りを進めている。
 酒かすを使ったケーキが10月25日、上越市高田で開催された「越後・謙信SAKE(酒)
 まつり」で会場を訪れた人に配られた。
 これまでに酒かす入りのアイスクリームを試食用にイベントなどで配った。
 新潟県酒造組合と新潟県醸造試験場では本年度中に商品化を目指す。
秋の夜長は、熱燗か冷酒かぬるめの燗か・・・

酒を飲む (イラストを模写)