動く市政教室のゴミ施設めぐり

kanazu362009-10-29

10月21日、久しぶりに新潟市の動く市政教室に参加した。
今回のテーマーは「ゴミ処理施設の奮闘!」。
“ゴミステーションに出されたゴミは、どのように処理される
のでしょうか“ゴミ処理施設の取り組みを見学し、ゴミ減量
について理解を深めるだった。
見学者は12名(男女各6)。
・新田清掃センター(新潟市笠木)
 ・焼却施設
  ゴミ収集車で運ばれたゴミは、ゴミ計量器で計量されプラットホームへ。
  ゴミはゴミピットに投げ込まれゴミクレーンで攪拌され焼却炉へ。
  600〜700度に熱せられた砂が旋回しゴミは完全燃焼される。
 ・破砕施設
  搬入された不燃ゴミは、2基のコンベヤ投入口へ。
  不適物を除去した後、ゴミピットに投入される。
  高速で回転するハンマーによりゴミを細かく破砕する。
  大小のふるい網により、小粒の不燃物・中粒のアルミを含んだ可燃物・大粒の可燃物の
  順に選別される。
  ゴミを燃やして発生した灰や金属は有効利用される。
・ピーエスシー株式会社:プラスチック・ペットボトル選別施設(新潟市内野上新町)
 資源を有効利用するためピーエスシー株式会社では、プラスチック・ペットボトルを選別
 処理し、ゴミの減量化とリサイクルを推進している
 プラスチックとペットボトルは区別され別々の場所に搬入される。
 ・プラスチック 
  収集されたプラスチックは破袋機で袋が破られ、軽いプラスチックと固形プラスチックに
  選別される。
  選別されたプラスチックは人の手によって不適物が取除かれる。
  不適物が除去されたプラスチックは輸送しやすいように圧縮梱包され業者に引き渡され
  工業製品などの原料として再利用される。
 ・ペットボトル
  収集されたペットボトルは破袋機で袋が破られ、キャップと容器にに選別される。
  不適物が除去されたペットボトルは輸送しやすいように圧縮梱包され業者に引き渡され
  工業製品などの原料として再利用される。
・赤塚埋立処分地(新潟市赤塚)
 新田清掃センターで焼却および破砕などの中間処理後に残る不燃物は、赤塚埋立処分地
 に埋められる。
 埋められた廃棄物は、ブルドーザーで均一にならしてから砂で覆い、何層にも積み重ねて
 ゆく。
 現在隣接地に新しい赤塚埋立処分地を建設中である。
新潟市は昨年の6月から家庭系ゴミを10種13分別し「新ゴミ減量制度」をスタートさせた。
燃やすゴミ・燃やさないゴミ・粗大ゴミは有料。
古紙類(新聞・雑誌・ダンボールなど)・枝木、草・プラスチック・ペットボトル・飲料用びん・
飲料用かんなどの資源ゴミは無料。
捨てればゴミ、回収・リサイクルすれば資源。

ゴミも資源に (イラストを模写)