ご当地検定ブーム何でも検定時代

kanazu362009-12-09

テレビの人気番組に「開運なんでも鑑定団」がある。
個人が所有する「お宝」の歴史的・資料的・金銭的価値を
鑑定すると同時に、その「お宝」に対する人々の思いなどを
伝える。
お宝の金銭的価値が発表される瞬間に司会者・所有者・観客などから“ため息”が・・・
現代は検定ブームで何でも検定時代である。
同じ検定でも俗に3大検定といわれる「英検(実用英語技能検定)」「漢検(漢字能力検)」
「数検(数学検定)」は特に有名だ。
巷は「ご当地検定」ブームである。
ご当地検定とは、ある特定の地域に関する文化や歴史などの知識を測る試験のこと。
ご当地検定の先駆けは、博多っ子検定(2003年9月)とともに2003年11月に
第1回試験が実施された東京シティガイド検定だといわれている。
最近の新聞から新潟県内のご当地検定の話題を拾った。
・「愛・天地人検定」
 NHK大河ドラマ天地人」ゆかりの地や人物に関する知識を試す「愛・天地人検定」
 が11月7日(土)新潟市など県内4会場で実施され、9歳から88歳までの約1000人
 が難問に挑戦した。
 12月6日、同検定で99点の最高点を獲得した神奈川県出身の会社員尾沢昌仁(48)
 さんに「天の賞(新米コシヒカリ1石:約150キログラム)」が贈られた。
・「愛・天地人検定」:中学生向け
 「愛・天地人検定」は一般向けと中学生向けがあり、11月6日(金)新潟県内51の
 中学校で実施され約3000人の生徒が、歴史や地域にまつわる問題に挑戦した。
・「謙信・兼続検定」
 天地人ブームにあやかりご当地検定こと「「謙信・兼継検定」が10月24日(土)上越市
 新潟市で実施され両会場で465人が受験した。
 初級の「愛の級」は171人が受験165人が合格、上級の「義の級」は292人が受験92人
 が合格した。
 主催者の上越市では、NHK大河ドラマ天地人」放送終了後の来年も引き続き実施する
 予定と。
・「糸魚川ジオパーク検定」
 糸魚川を知り糸魚川ジオパーク知るご当地検定こと「糸魚川ジオパーク検定」が11月8日
 (日)実施されふるさとの達人を目指し、460人の人が挑戦した。
・「魚沼検定・尾瀬・湯之谷版」
 全国の人に魚沼市湯之谷地域や尾瀬の自然や歴史を問うご当地検定「魚沼検定・尾瀬
 湯之谷版」が12月23日(水)初めて実施される。
・「佐渡トキ検定」
 トキや佐渡の歴史・文化・産業などについての知識を問う「佐渡トキ検定」が2011年に
 佐渡市と東京都内の2会場で実施される。
・第3回新潟清酒達人検定 
 新潟清酒達人検定とは、新潟の酒に関する蘊蓄(うんちく)を知って楽しむ検定。
 ・なぜ新潟の酒は美味しいのか・なぜ品質が高いのか
 ・どんな蔵があるのか・どんな味なのか
 などなど。
 検定日:2010年3月14日(日曜日)
・第4回新潟市観光・文化検定「ニイガタ検定」
 知って楽しむ新潟市
 “知りたい、行きたい、誇りたい”大好き!にいがた!
 検定日:2010年3月21日(日曜日)
ご当地検定ブームである。
次はどんなご当地検定が登場するのだろうか。

老いも若きも難問に挑戦 (イラストを模写)