七草と弁天通り商店街の七福神の銅像

kanazu362010-01-07

今日もう七草。
5日、JR新潟駅万代口の弁天通り商店街を歩き
街の活性化のために設置された七福神銅像を見てきた。
・七草
 七草とは、人日(じんじつ)の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った羮(あつもの)を
 食べる風習のこと。
 七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)。
 羮(あつもの)とは、「熱物(あつもの)」の意で魚・鳥の肉や野菜を入れた熱い吸い物。
 時代が変わった。
 スーパーのチラシに、「七草は正月のごちそうやお酒で疲れた胃腸を休め、冬に不足
 がちになるビタミンなどを補います」と書かれ“春の七草セット”が売られている。
七福神通りの銅像新潟駅前弁天通り)
 昨年の11月6日、新潟の街の活性化につなげようと、新潟市中央区の弁天通り商店街に
 七福神のブロンズ像を設置した。
 ブロンズ像は、台座を含めて高さ約1.4mから1.8m。
 弁天通り商店街の東急インビルから北陸ビルまでの約150m間の歩道の両側に七福神
 7体(弁才天・寿老人・毘沙門天・布袋・恵比寿・大黒天・福禄寿)と七福神の集合像2体
 の計9体が設置されている。
 七福神の集合像の背面には「新潟駅前弁天通商店街・図案:日本アニメ・マンガ専門
 学校川原有貴」と書かれている。
 応募作品約30点の中から川原有貴さんの作品がブロンズ像に採用された。
 ブロンズ像の制作費は約3000万円。
 七福神の愛嬌ある顔が商店街を歩く人を癒し和ます。
小江戸川越七福神めぐり 
 日記を開いた。
 バスツアーで小江戸川越七福神めぐりに出かけたのが2007年2月1日。
 それぞれの寺院の境内に七福神が祀られ、その脇に秋の七草も書かれている。
 ・第一番 天台宗 妙善寺(毘沙門天)威光 秋の七草 女郎花(おみなえし)
  仏教の守護神で多聞天よ呼ばれる。
  心には勇気決断、暮らしには財という、物心ともどもの福を施す神。
 ・第二番 天然寺(寿老人)寿命 秋の七草 桔梗(ききょう)
  富財、子宝、諸病平癒とそのご利益は多岐にわたっている。
  長寿の神様。
 ・第三番 喜多院(大黒天)有福 秋の七草 萩(はぎ)
  糧食財宝が授かる神として信仰される。
  くろ(黒)くなってまめ(魔滅)に働いて大黒天を拝むと大福利益が得られる。
 ・第四番 成田山(恵比寿天)清廉 秋の七草 撫子(なでしこ)
  漁村では海の神、農村では田の神、山村では山の神、都市では市神、福利を招く神
  として、商人からも深い信仰がある。
 ・第五番 浄土宗 蓮馨寺(れんけいじ)(福禄寿神)人望 秋の七草 尾花(すすき)
  幸福、高禄、長寿の三徳を備え人に与える。
  方位除災、商売繁盛、延寿福楽等のご利益を与える。
 ・第六番 浄土宗 見立寺(布袋尊)大量 秋の七草 葛(くず)
  大きな袋を担いで各地を放浪し、吉凶を占い、福を施して倦むことがなかった。
  未来仏たる弥勒菩薩の化身ともいわれる。
 ・第七番 妙昌寺(弁財天)愛敬 秋の七草 藤袴(ふじばかま)
  七福神唯一の女神で、弁舌、芸術、財福、延寿を授ける神として、古くから、商人や
  芸人など幅広い人々の信仰を集めている
  運を開き、福を招く女神。
七福神唯一の女神弁財天が、弁天通り商店街に賑わいと福を招くか・・・
弁天通り商店街の七福神通りを歩き、わが家の一陽来復七福神に祈った。

スーパーに「春の七草セット」が (イラストを模写)