新春は絵画展観賞から
今年も新年恒例の「新春3大美術展」が新潟市内の
三つのデパートで始まり連日新聞で紹介されている。
市内の小さなギャラリーめぐりで絵画展を楽しんだ。
・迎春を寿ぐ日本画展(新潟市中央区:三越)
新潟県出身の大矢紀・大矢十四彦・斉藤満栄・番場三雄さんなどの日本画が並ぶ。
・大矢紀:大観冨士 長春花 ・大矢十四彦:春香 早春冨士
・斉藤満栄:月亮
などなど、18人の画家の作品が飾られている
・新潟の抽象作家16人の眼小品展(新潟市中央区:新潟美術学園ギャラリー)
新潟県出身や在住の現代アーティストの「新潟の抽象作家16人の眼小品」が並ぶ。
・絵画(10人)
・市橋哲夫:アリスの森 ・今井房子:生 ・佐野明子:ソナタ
・中川セツ子:おもい ・古田洋司:相反
・版画(6人)
・佐藤ムツ子:嵐 ・菅秋子:咲く ・舟見検二:誉の号外
などなど。
・杉森企観明作品展(新潟市中央区:あらきギャラリー)
1995年(平成7年)に新潟の三越で「にいがた美術作家新春色紙展」を初めて観た。
会場に杉森企観明さんの描い「妙高山」の色紙が飾られていた。
ふるさとの山「妙高山」に魅せられ購入した。
杉森企観明さんから個展開催の案内が届き観てきた。
会場には、新潟県術家連盟理事の杉森さんの水彩画や油彩画の「バラ」「椿」「牡丹」など
花の作品25点が飾れれている。
・番外:最後の銭湯絵師が「富士山」を描く
子どものころは内風呂が無くよく銭湯に行ったが最近は行かない。
銭湯といえば、湯船の中なら富士山や三保の松原などの絵を眺めた懐かしい記憶が
ある。
新聞に銭湯の背景画を専門に描く絵師が全国で2人だけになってしまったとでていた。
その一人、東京国立市の丸山清人(74)さんが、昨年東京銀座の小さな画廊で「銭湯
背景画」の実演会を開いた。
会場に準備された縦90センチ・横270センチのベニヤ板に向かい約3時間で見事な
「西伊豆からの冨士」を描き上げた。
丸山さんは、後継者はいない。
「弟子入りは断るね。生活が保証できないから」と。
新年早々、新潟の古町界隈を散策し小さなギャラリーで開催されている絵画展を観て心を
癒した。
小さなギャレリーめぐりを楽しむ (イラストを模写)