寒の入りと切干し大根作り

kanazu362010-01-17

今年の小寒は1月5日。
小寒は、二十四節気の一つ。
寒(かん)とは、暦の上で寒さが最も厳しいとされる期間のこと。
寒中(かんちゅう)、寒の内(かんのうち)ともいう。
二十四節気小寒の日から立春の前日(節分)までの約30日間で、大寒の日がほぼ
中間となる。
小寒の日を寒の入り、立春の日を寒明けという。
今年の大寒は月20日。
寒中行事と切干し大根作りの話題が新聞に。
・寒中行事
 ・寒行
  1月12日、新潟市秋葉区金津の「白玉の滝」で滝に打たれる寒行が行われた。
  高さ15mから激しく流れ落ちる滝の下で参加した男女20人が滝に打たれた。
  寒行を行ったの阿賀野市の自己啓発グループの「健魂」のメンバーで、2004年
  から毎年行っている。
  滝の水温は5度、行衣と呼ばれる薄手の白衣姿の男女。
  男性が1分半・女性が1分間、流れ落ちる滝の冷水に耐え心身を鍛えた。
  今年はメンバーのほかに一般参加者12人も滝打たれに挑戦した。
 ・寒九の水くみ
  寒の入りから9日目の13日、今年も五泉市の菅名岳中腹で恒例の「寒九の水くみ」が
  行われた。
  今年19回目となる「寒九の水くみ」には約400人が参加、男性は20リットル、
  女性は10リットルの清水が注がれた容器を背負って下山した。
  運ばれた清水2万リットルは新酒の仕込みに使われ、後日参加者にプレゼントされる。
・切干し大根作り
 ・女性グループ「越のすずしろ」の切干し大根作り
  上越市三和区の農家の女性グループ「越のすずしろ」の4人は、冬大根の旬に合わせ、
  取れたてを切り干し大根に加工する。
  農家の畑で取れた新鮮な大根を自宅で輪切りや細切りにし加工施設に持ち寄り、機械に
  入れて一日乾燥させると、風味のしっかり含んだ切り干し大根ができあがる。
  グループでは毎日約150本を加工する。
  メンバーの一人は、「寒さが増すこの時期に収穫した大根で作る切干し大根は甘みが
  凝縮された一品に仕上がる」と。
  出来上がった商品は農協の直売所やスーパーなどで販売される。
 ・わが家の切干し大根作り
  わが家も自宅で切干し大根を作る。
  寒の入りから九日目の13日、妻が畑から大根を収穫し農家の人に負けない切り干し
  大根を作った。
  手順は、
  ・収穫した大根を水洗いし皮をむく ・皮をむいた大根を輪切りにする
  ・むいた皮は細く切る ・切った大根をざるに入れる。
  あとはストーブの前に置き乾燥させればできあがり。
  今年から乾燥方法が替わった。
  暖房をガス温風ヒーターに替えたからだ。
  温風が大根の乾燥を速め、二日くらいで良品のおいしい切り干し大根ができる。
  妻は笑いながら「大根の水分が蒸発し加湿器代わりになり部屋の乾燥が和らぐので一挙
  両得だ」と。
今日も手製の切り干し大根で作った煮物や炒め物の料理が食卓に上がる

畑の大根で切干し大根を作る (イラストを模写)