春の花だより

kanazu362010-01-28

1月25日、民間の気象会社「ウェザーマップ」が九州から
関東甲信・北陸にかけての桜(ソメイヨシノ)の開花予想日を
発表した。
全国では福岡市が平年より3日早い3月23日・新潟市
平年より3日早い4月8日の予想。
厳冬の1月、ハウスの中で雪割草が咲き始めたと新聞に。
雪割草の花を見に27日、新潟市西蒲区羽黒の「秋本花園芸」を訪ねた。
・雪割草(新潟市西蒲区羽黒:秋本花園芸・1月27日)
 ハウスの中は、上下2段の棚に約6000鉢の雪割草が栽培されている。
 ハウス内の温度は25度。
 日がさし午前10時頃になると花が開くという。
 時間まで事務室で談話した。
 秋本和男(58)さんは埼玉県の生まれで、昭和54年に奥さんの里の旧中之口村門田に
 越して来て雪割草や草花の栽培を始めたという。
 壁にはたくさんの賞状や優勝楯が飾られている。
 「子どものころから草花が好きで、お祭りで仲間がお菓子やおもちゃを買っているときに
 花や花の種を買いました。趣味が高じて今では園芸屋です」と。
 10時が過ぎハウスの中の雪割草をみた。
 赤や紫や白などの色とりどりの可憐な花が咲いている。
 「2月中旬には三条市で2月末には東京上野で大規模な雪割草展が開かれ私も出品
 します」と。
 雪割草の近くで黄色い花を咲かせていた鉢植えのナツボウズが印象的だ。
・ネコヤナギが芽吹く(新潟市西区小新:西川・1月19日)
 久日ぶりにお日様が戻ってきた。
 陽気に誘われ夫婦で近くを流れる西川を歩いた。
 河原にはまだ積雪が残る。
 土手脇の農家の畑に銀白色の毛に覆われたネコヤナギのつぼみが日に当り銀色に
 輝いているのを見つけた。
 まだ寒中なのに、河原に春の気配が・・・
・梅がほころぶ
 ・蒲原神社の境内の梅(新潟市中央区蒲原・1月22日)
  蒲原蒲原神社の境内の梅の木は85種類約130本。
  本殿脇の早咲きの「雲龍」「八重寒梅」の数本の梅の木に白梅・紅梅の花が咲き始めた。
  雪の残る参道を参拝者が。
 ・白山神社の境内の梅(新潟市中央区白山・1月22日)
  古町通から大鳥居をくぐって白山神社の境内(白山公園)に入ると、右手の一画が梅林に
  なっている。
  梅園には梅の木がかつては200本ほどがあったというが、現在は約90本ほど。
  梅園の早咲きの白梅・紅梅の花が咲き始めた。
  昨夜降った雪が薄っすらと残る木の下でハトが餌をついばむ。
・坂井輪公民館の啓翁桜(新潟市西区:坂井輪公民館・1月26日)
 今年も山形から坂井輪公民館に啓翁桜の切り花が届いた。
 啓翁桜の切り花が公民館の受付のカウンターに飾られ、薄ピンク色の花が数輪咲き
 一足早い春の訪れを告げ訪れる人を癒し和ます。
・庭のロウバイの花 
 庭のロウバイの7つのつぼみがふくらみ始めた。
 間もなくつぼみまほころび花を咲かせることだろう。
 突然つぼみの数が減った。
 犯人はヒヨドリだった。
 偶然ヒヨドリロウバイのほころんだつぼみをついばむところを目撃した。
 3個もヒヨドリがふくらみ始めたつぼみを食べてしまったのだ。
 見ているとつぼみは食べずほころび始めたものしか食べない。
 残った2個のつぼみがほころびはじめ花が開き始めた。
 「ヒヨドリよ花を食たべないで」と心の中で叫ぶ。
間もなく阿賀野市の安田フラーワガーデンで春恒例の「世界の洋ラン展」が始まる。
3月になれば角田山や弥彦山でも雪割草の花がみられる。

雪割草が咲きハウスの中は春爛漫 (イラストを模写)