ヒヨドリと庭の花

kanazu362010-02-01

庭のロウバイの花がヒヨドリに食べられ無残な姿に。
1月29日の新潟佐潟の白鳥数は、オオハクチョウ151羽・
コハクチョウ1823羽の計1974羽。
1月27日、鹿児島県の出水平野で越冬していたツルの北帰行が
始まったと新聞に。
テレビでヒヨドリが、南千島から群れをなし北海道に渡り、その後日本の各地、本州・四国・
九州に飛来すると放送していた。
昔は、ヒヨドリは秋市街地に渡来し越冬し、翌春には山地に戻って繁殖する冬鳥だった。
しかし、今は1年中市街地で見られるようになった。 
餌のなくなる晩秋から春先までわが家の庭にもヒヨドリ来て花などをついばむ。
タツの中から毎日庭を眺めヒヨドリのしぐさを観察した。
・庭の花
 ・ウメモドキの赤い実
  晩秋になるとわが家の庭に、毎日ウメモドキの実を食べにヒヨドリがやって来る。
  今日も庭から「ピイーピョピョピョ」とかん高いヒヨドリの鳴き声が聞こえる。
  ウメモドキの枝に止まり実を何粒も食べる。
  やがて1粒を口ばしにはさみ、キウイフルーツの枝に止まる。
  枝の上でウメモドキの実を食べ一声「ピイ・ピイ・ピイ」と鳴いてまたウメモドキの木へ。
 ・サカキの黒い実
  ウメモドキの赤い実がなくなるとサカキの木にとまり黒い実食べる。
 ・千両の赤い実
  サカキの実に飽きると今度は千両の木に。
  赤い実を口ばしに挟みキウイフルーツの枝めがけて飛んで行く。
  赤い実を上手に飲み込む。
 ・サザンカの花
  ヒヨドリサザンカの木に止まった。
  見ていると上手に花をついばみ花びらを食べる。
  あるときはブロック塀の上に花を置き花びらを何回も突ついて食べる。
 ・ビワの花
  ビワは初冬から花が咲き始める。
  花の少ない時期だから、蜜を求めていろんな小鳥たちが集まってくる。
  メジロなどはヒヨドリが飛んでくるとあわてて逃げ出す。
  ヒヨドリが悠然と一羽で丸いビワの花を食べる。
 ・ヤツデの花
  きょうもサザンカの木からビワの木へと飛び回りやがてヤツデの木に止まった。
  ヤツデの大きな葉の中に身を沈め上手にヤツデの花をついばんでいる。
 ・ロウバイの黄色い花
  昨年暮れからロウバイの木に7つもつぼみがつき黄色い花の咲くのを楽しみにしていた。
  ロウバイのつぼみがふくらみ始めた。
  間もなくつぼみがほころび花を咲かせることだろう。
  突然つぼみの数が減った。
  犯人はヒヨドリだった。
  偶然ヒヨドリロウバイのほころんだつぼみをついばむところを目撃した。
  3個もヒヨドリがふくらみ始めたつぼみを食べてしまったのだ。
  見ているとつぼみは食べずほころび始めたものしか食べない。
  残った4個のうち2個のつぼみがほころびはじめ花が開き始めた。
  「ヒヨドリよ花を食たべないで」と心の中で叫ぶ。
  1月29日2個のロウバイが3分ほど開きデジカメで撮影した。
  それから間もなくして2羽のヒヨドリロウバイの木に止まった。
  あっという間の出来事だ。
  3個も食べられてしまった。
  残るは固いつぼみの1個のみ。
  木の下に食べ残しの無残な姿のロウバイの花びらとつぼみが落ちている。
・番外:わが家の庭の早春の花
 新津の花夢里で早春の花々が売られている。
 黄色で可憐な花を咲かせている福寿草に魅せられ鉢植えを買った。
 庭の花壇の落ち葉をはぐった。
 土の中から福寿草・雪割草・クリスマスローズの芽が少し顔を出している。
 間もなくわが家の庭ににも春を呼ぶ福寿草や雪割草やクリスマスローズの花が咲く。
春はもうそこまで。
日一日とヒヨドリとのお別れの日が近づく。
 
ヒヨドリに食べられたロウバイの花 (イラストを模写)