身から出た錆いつか来る道

kanazu362010-02-05

新潟市は2日連続の大雪で5日午前7時の積雪量が、
81センチとなり車庫の雪下ろしを2回も行った。
平成の大横綱朝青龍が2月4日「泥酔暴行問題」で責任を
取って引退した。
「身から出た錆」ということわざがある。
「刀身から生じた錆が刀身を腐らせてしまう意から、“自分自身が犯した行いや過去の
ために、あとでわざわいを受け苦しむこと”」と。
人生引退は世の常、誰もがいつか来る道。
・引退表明
 平成の大横綱朝青龍(29:高砂部屋)が、泥酔暴行問題で責任を取って引退した。
 4日、日本相撲協会に引退届を提出し受理され現役を引退した。
 初場所開催中の1月16日の未明、東京都内で泥酔して知人男性(38)に暴行、鼻の骨を
 折る1か月の重傷を負わせたとされる問題の責任を取った。
・身から出た錆び(横綱の品格を問われる)
 ・2010年1月25日、夜中の六本木で「泥酔暴行騒動」で5度目の厳重注意
 ・2009年5月夏場所2日前に白鵬らモンゴル人力士計9人でゴルフしたことで厳重注意
 ・2009年1月初場所で優勝決定戦を制した後、高々と両手を上げてガッツポーズした
  ことで「品格に欠ける」と厳重注意
  同年9月秋場所の優勝決定戦後も再びガッツポーズを見せて問題視され、後日謝罪
 ・2008年5月九州場所千秋楽で白鵬を破った後に駄目押し、白鵬も右肩をぶつけて
  やり返し、土俵上でにらみ合いになったことで両者に厳重注意
 ・2007年8月大相撲の横綱朝青龍がけがを理由に夏巡業の休場届を出しながら、
  モンゴルでサッカーをしていた問題で、9月の秋場所と11月の九州場所の出場停止と
  4か月30%の減俸処分
 ・2006年5月、夏場所途中休場していたが、支度部屋に出向き、母国モンゴルでの
  巡業実現を求める署名活動を行ったことが、「精神集中している本場所の支度部屋で
  極めて軽率な行為」と叱責され厳重注意
 などなど。
・いつか来る道(引退)
 長い人生引退は世の常、誰もがいつか来る道。
 1月16日未明に起こした「泥酔暴行問題」が、当初、相手は朝青龍関の個人マネージャ
 とされ、日本相撲協会から厳重注意を受けた。
 しかし、その後相手が別の一般男性だったことが判明し、相撲協会は調査委員会を設置し
 調査をしていた。
 4日の動きは、
 ・横綱朝青龍が理事会で口頭で引退を勧告された
 ・横綱審議委員会も引退勧告を日本相撲協会に提出
 ・横綱朝青龍日本相撲協会に引退届を提出受理される
 ・横綱朝青龍の引退記者会見
横綱のプロフイル
 第68代横綱朝青龍(29):本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ
 1980年9月27日モンゴル・ウランバートル市生まれ
 1999年1月初土俵:若松(現高砂・元大関朝潮)部屋に入門
 2000年1月9月新十両
 2001年1月新入幕
 2001年5月新三役
 2002年9月大関昇進
 2003年初場所で2場所連続優勝し、第68代横綱に昇進
 幕内優勝25回(歴代3位) ・幕下優勝1回 ・三段目優勝1回 ・序二段優勝1回
 殊勲賞3回 ・敢闘賞3回 ・金星1個(2001年9月場所横綱武蔵丸から)
 通算成績:669勝173敗76休(67場所)
輝かしい成績を残した第68代横綱朝青龍は、2010年1月場所中に起こした「泥酔暴行
問題」の責任を取って引退した。
朝青龍関は、日本国籍がないため相撲協会には残れない。
まだ29歳と若い。
相撲人生引退の試練を乗り越え第2の人生で大成することを祈る。

横綱朝青龍の引退記者会見 (写真を模写)