新潟発あれこれ

kanazu362010-02-06

きょう6日から冬の新潟を味わう「にいがた冬・食の陣」が、
新潟市内の古町やJR新潟駅など4会場で開催される。
新潟日報の日報抄に「たれカツ丼」や「イタリアン」や「ぽっぽ
焼き」など新潟発の食べ物の話題が書かれていた。
・新潟発
 ・食べ物
  ・たれカツ丼
   新潟市発祥の「たれカツ丼」を全国へ発信しょうと新潟市の市民有志が「新潟たれ
   カツ丼マップ」を作製した。
   マップには新潟市内の43店舗が紹介されている。
   たれカツ丼は、トンカツを甘辛い醤油ベースのタレにくぐらせて丼上に乗せるもの。
   キャベツなどを敷くことは無くまた、卵で閉じられてない。
   昭和初期に古町地区の屋台で提供されたのが始まりで、新潟市で最初に始めた古町
   「とんかつ太郎」が、タレカツ丼の老舗といわれる。
  ・洋風カツ丼
   長岡市の名物に「洋風カツ丼」がある。
   洋風カツ丼をPRしょうと長岡市や長岡商工会議所が協力し「長岡ご当地B級グルメ化
   プロジェクト実行委員会」を結成した。
   洋風カツ丼を略して「洋カツ」は、ご飯の上にトンカツを乗せてデミグラスソース
   などをかけたもの。
   長岡市の老舗洋食店「小松パーラー(現在廃業)」が発祥といわれる。
  ・ぽっぽ焼
   新潟県下越地方に人気のある「ぽっぽ焼」、「蒸気パン」と呼ぶところもある。
   ぽっぽ焼きとは、薄力粉に黒砂糖と水、炭酸、ミョウバンを加え、専用の焼き器で焼き
   上げ茶褐色で細長く、やや扁平な形状をしている長細いパンのような菓子。
   ぽっぽ焼きは、100年ほど前に新発田市で誕生したといわれる。
   名前の由来も諸説あり「蒸気パン」「ぽっぽ焼」。
   ・焼き台から蒸気が上がる様子が蒸気機関車(ポッポ)に似ていることから。
   ・焼き器の蒸気口に笛をつけポーポーと鳴る音で客寄せをしたことから。
  ・イタリアン
   1959年、新潟市の甘味喫茶「みかづき」(当時の社名は「三日月」)のオーナー
   経営者であった三日月晴三が、箱根での経営者セミナー受講のために上京した際、
   東京都内京橋の甘味処「中ばし」で、大阪風の焼きそばをアレンジしたソース焼きそば
   に遭遇した。
   三日月晴三はこれにヒントを得て、イタリアンスパゲッティのイメージを取り入れ、
   フォークを用いて食べるスタイルの「イタリアン」を考案したとされる。
   昭和30年代後半に地元で普及し始めた。
 ・フリーペーパー
  ・美少女図鑑
   2002年に新潟市で誕生し昨年末までに40道府県に広がった「美少女図鑑」創刊の
   話題をNHKで放送していた。
   「美少女図鑑」は、「東京ばかり見て、自分たちの街に誇りを持てない現状を変えたい」
   と地元の女性がモデルで登場し、ファッションや地域の魅力を発信するフリペーパー。
   2002年(平成14年)11月に新潟市にある広告企画会社のテクスファームが「新潟
   美少女図鑑」を創刊したことに始まる
   同誌は、地元の服飾店や美容室などを広告主とし、地元の読者モデルやカメラマン・
   美容師などのスタッフを用いるところは先行する地域限定ファッション誌と同様だが、
   フリーペーパーで発行したことと、リアル・クローズを着用しながらもモードの写真集の
   ような紙面構成としたことが特色であった。
   また、新潟県のみを対象とするフリーペーパーとしては発行部数が少なく、かつ、年
   数回の発行であったため、市中に出回る期間が短いことが逆に「幻のフリーペーパー」
   とのキャッチコピーを与え人気ペーパーとなった。
  ・弥彦浪漫
   弥彦村の自慢や名所逸品を集めた弥彦PRフリーペーパー「弥彦浪漫」が発行され
   観光客に人気を集めている。
  ・フリーペーパー「&G(アンジィ)」
   4日のテレビで新潟市で発行するフリーペーパー「&G」を紹介していた。
   新潟に暮らす普通の女の子たちが、企画・取材・モデルを通じて、同年代(16〜23歳)
   のオンナのコに向けて情報発信する。
   普段は会社に勤めるOLや学生たち9人の&Gガールズが、企画・取材・モデルとなり
   「働」「学」「遊」をミックスした新感覚フリーペーパー。
   創刊日2008年9月6日 ・年4回発行(不定期) ・毎回2万部 ・無料
 ・スポーツ
  ・スキー発祥の地金谷山
   故郷の新潟県高田市(現上越市)金谷山(145m)は、日本スキー発祥の地である。
   高田市史によれば、明治44年(1911年)1月12日オーストリアのレルヒ少佐が
   第13師団の軍人に一本杖スキーを教えたのがはじまりと記録されている。
   当時の長岡外史師団長が一般市民への普及に努めた。
   女学生も、はかま姿で一本杖スキーを滑った
   1月12日が「スキーの日」。
  ・スポレック(糸魚川市
   プラスチックのラケットとスポンジのボールで、バドミントンのコートで打ち合う競技で
   糸魚川市が発祥の地といわれている。
   ルールはテニスに似ているが、サーブの際には腰の高さより下の位置で打ち出さな
   ければならない。
   またコートのサイズが小さいために力加減が難しいという。
   ダブルスとシングルスがあり、7点5セットマッチで行うのが一般的。
   2009年に開催される第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」で、「デモンストレー
   ションとしてのスポーツ行事」でスポレックが取り上げられた。
新潟発の「食べ物」「フリーペーパー」「スポーツ」などが、たくさんあるのには驚かされた。

「にいがた冬・食の陣」始まる (イラストを模写)