新潟古町界隈の活性化取り組み     あれこれ

kanazu362010-02-07

大雪と強風が新潟市を襲い交通は大渋滞。
昨6日の新潟市郊外は、強風による猛烈な地吹雪で
広域農道が雪に埋まり多くの車が立ち往生した。
新潟市災害警戒本部は急きょ運転手向けの避難所を7か所
開設、多くの人が避難した。
新潟古町界隈の栄枯盛衰が続く。
1月31日には新潟の古町十字路にあり庶民に親しまれてきた老舗書店「北光社」が、
190年の歴史に幕を下ろし閉店した。
4か月後の6月25日には大和新潟店も閉店する。
ビッグニュースが新聞に「西堀ローサの空き店舗が解消の見込み」と。
・古町界隈の活性化の動き
 ・北光社跡地に良寛センター設置構想浮上
  1月31日に閉店した老舗書店「北光社」跡に、良寛に関する資料や文献を展示する
  「良寛センター」(仮称)設置構想が浮上している。
  新潟良寛会(柳本雄司会長)と柾谷小路商店街振興組合などが市や地権者に計画案を
  提出、検討を進めている。
  構想では、研究者や現代作家の良寛関連資料なども展示し、「新潟の歴史、文化を打ち
  出した施設にしたい」(同組合)とする。
  茶菓などが楽しめる休憩スペースも計画している。
  市は構想を受け「今後の古町に必要な歴史・文化を打ち出せる」と関心を寄せるが、
  支援する場合のコストなどを慎重に調べる意向だという。
 ・西堀ローサ
  ・新潟市西堀ローサバリアフリー化事業に着手
   新潟市が2010年度に地下商店街「西堀ローサ」のバリアフリー化事業に着手する。
   計画では、2010年度予算に約5億円強を計上し、三越新潟店前と三菱UFJ
   行前の2箇所にエレベータと出逢いの広場に通じる箇所に上下双方向のエスカレータ
   を設置する。
  ・空き店舗が解消の見込み
   新潟地下開発の店舗開発担当者の努力が実り、4月下旬にも20店舗弱の新規
   テナントが出店する見通し。
   ローサは全46区画あり、出店が正式に決まり空き区画がすべて埋まれば2007年
   春以降のことになる。
   出店するのは、雑貨・ミセスやヤングカジュアルのアパレル・テークアウトできる
   スイーツ店など。
 ・大和新潟店の跡地利用構想
  地元古町7番町の商店主らでつくる有限会社「古町まちづくりカンパニー」では大和
  撤退後の新たのテナント運営主体を探すほか、東館か本館の一部を大和などから借り
  受け現在地下や1階に出店している食品・雑貨のテナントを集めた「デパ地下」構想を
  検討している。
・100円バス運行の社会実験
 1月24日篠田昭新潟市長が、JR新潟駅から古町を結ぶ100円(ワンコイン)バス運行の
 社会実験を行うと発表した。
 「関連費用は2010年度当初予算案に盛り込む予定で運行開始はゴールデンウイーク前
 に実施したい」と。 
・西堀地下駐車場の値下げ
 新潟市は4月1日から、同市中央区に所有する西堀地下駐車場の料金を30分当り現行
 の240円から180円に引き下げる方針。
 値下げ効果が古町に人々を回帰させる起爆剤になるか。
 同駐車場の年間利用台数は、2006年度が約22万1000台・2007年度が約21万台・
 2008年度が約18万5000台と年々減少していた。
 駐車場は、2009年度からは指定管理者の民間企業が運営している。
新潟古町界隈の活性化取り組み構想が順調に進み、古町が再び活気あふれる街に再生
され昔の賑わいが甦るか。

100円バスが走るよ!! (イラストを模写)