スケッチとイラストで描く新潟の小路と 路地
新潟の街(町)をスケッチとイラストで描いた
「新潟の小路と路地展」が2会場で開催されており見てきた。
・街の小路あれこれ展(新潟市中央区:第4銀行・2月10日)
第4銀行本店ロビーに画家松田正さんが「新潟の街の風景を
自分の中に絵で残したい」との想いで描いた約22点が飾れれている。
就職で新潟に赴任したのが1965年(昭和40)。
休みの日などは新潟の繁華街古町界隈を散策した。
当時何気なく歩いた路地や小路が今スケッチで甦る。
22枚の絵の中に
・古町一番通り ・白山浦の小路 ・古町―西堀の路地 ・鍛冶小路 ・関口小路
・西新道通り ・真浄寺小路 ・新津屋小路 ・坂内小路 ・御祭堀 ・片桐小路
などなど。
水彩画のスケッチを見ていると懐かしい往時の様子が走馬灯のように甦る。
・新潟の町小路めぐり展(新潟市中央区:東北電力グリーンプラザ・2月10日)
新潟市が2007年から2009年にかけて、本町通りと古町通り沿いに「小路案内板」
を設置した。
案内板のイラストを野内隆裕さんが描いた。
会場には「新潟の町小路めぐり」の本町通界隈編と古町通界隈編の2冊のパンフが
置かれている。
イラストは6コーナーは分け展示されている。
・小路めぐり−千灯まつり ・白山神社から日和山 ・本町通界隈 ・古町通界隈
・新潟みなとの水戸教発祥の地−日和山へ ・白山神社と白山公園
各小路には小路の説明が書かれている。
特別コーナもある。
・野内隆裕さんが「碇屋小路」のイラストができるまでの過程を紹介したコーナー
完成までの6枚のトレースが描かれている。
1枚のイラストを完成するのに10枚以上ものトレースを描くことがもあると。
・2008年白山小学校6年1組の児童が総合学習で取り組んだ「小路めぐり」の
取材レポートと写生作品コーナー
児童のレポートと写生作品には思い出がたくさん詰まっている。
・小路を歩く
スケッチとイラストに魅せられ、「小路めぐり本町通界隈編」を手に本町通1番町の
銅屋小路から舟蔵小路・・・本町通14番町の斎川小路まで歩いた。
帰路古町十字路(柾谷小路)に出た。
190年もの長きに渡り庶民に親しまれていた老舗書店「北光社」のシャッターが下り
明かりは消えている風景に何かもの悲しさが漂う。
栄枯盛衰「北光社」はシャッターを下ろし歴史の表舞台から姿を消したが、小路名は未来
永劫新潟の人の胸に刻まれ何時までも残る。
新潟の小路を歩く (イラストを模写)