佐潟冬まつりと佐潟の白鳥

kanazu362010-03-16

冬の最後を飾る佐潟冬まつりが、今年も14日佐潟周辺で開催
された。
2月12日に6936羽も確認された白鳥の姿は今はもう見られ
ない。
佐潟冬まつり(新潟市西区赤塚:佐潟・3月14日)
 冬の最後を飾る佐潟冬まつりが14日開催され多くの親子ずれで賑わった。
 メイン会場の赤塚商工会前にはテント村が出現。
 テント村では近郷農家の採れたて野菜の直産販売と餅つき大会が行われた。
 湖畔では漁業組合の人たちが、潟に早朝から大きな網を仕掛けた。
 引き網漁(地引網)体験は午前10時から行われた。
 体験に参加した多くの親子たちが網を引くとコイやフナが網の中で跳ねる。
 獲れた大きなコイやフナはテント村で希望者に販売される。
 新潟市内から来た老人は、冬の佐潟のコイを買い鯉こくを作るのが楽しみだと。
佐潟の白鳥
 佐潟水鳥・湿地センターでは白鳥初確認以来毎金曜日午前7時に白鳥の数を数える。
 佐潟水鳥・湿地センターの掲示には白鳥の数が記載されている。
 初確認は2009年10月4日の1羽。
 以後10月16日が239羽・10月30日1667羽・11月13日4136羽・
 今年に入り1月8日が4316羽・2月12日が過去最高の6936羽。
 2月12日の6936羽をピークに19日5786羽・26日が230羽・3月5日
 66羽。
 佐潟湖畔にある赤塚中学校では、白鳥環境愛護委員会の生徒が毎朝屋上から白鳥の
 越冬の様子を観察する。
 3月8日屋上から白鳥の姿を観察したが1羽も観察することができなかった。
 今年の佐潟水鳥・湿地センター掲示板の白鳥数の記載は、3月5日の66羽で終わって
 いる。
・番外:ご当地ソング佐潟
 ご当地ソングブームである。
 佐潟水鳥・湿地センターに乙川清逸作詞・作曲の「佐潟」の歌詞が書かれた紙が置かれて
 いる。
 「静かにうかぶ川舟に のせる想いを めぐらせて・・・ 佐潟は 今日も 生きている」と。
 何時の日か、レコードになって人々に歌われる日が来るのを期待する。
大雪に見舞われた佐潟も白鳥が北に帰り、佐潟冬まつりも終わった。
水温み湖畔にも春の訪れが。

親子で地引網を楽しむ (イラストを模写)