角田山に登り雪割草と春の花を見る

kanazu362010-03-17

知人から「角田山登山の桜尾根コースの雪割草はいまが盛り。
山で連理の木を見つけたら写真に撮ってきてほしい」と連絡が
あった。
14日の日曜日、桜尾根コースで角田山に登り雪割草と春の花を
見てきた。
・桜尾根コースで角田山に登り雪割草を見る   
 パンフに「角田山は7つの登山コース」が紹介されている。
 桜尾根コースは紹介されていないが、知る人ぞ知るの雪割草の群生地だ。
 桜尾根コース登山道入口の角田浜駐車場は雪割草を目当の人たちの車がたくさん並ぶ。
 登り口に「登山道入口」と書かれた看板が立ち道はきれいに整備されている。
 山の所々の木に「越後七浦オッタの里山を守る会」のポスターが結び付けられている。
 ・ここは登山道ではありません私有地です
 ・山荒防止のため“ゴムキャップ等の保護部品をつけていないストック・スパイク部分が
  脱着できないスパイク靴”これらの着用歩行は道や道端の植生を著しく傷つけています
 ・これ以上この山を荒らさないで下さい
 ・植生保護の為、山野草群生地に入らない、道から外れて歩行しない、花ドロボウを
  しないさせない
 桜尾根コースから角田山山頂を目指した。
 登山口から尾根に出る間の山肌に雪割草がたくさん咲いていたのに今年はほとんど
 見当たらない。
 30分で尾根に出た。
 10分くらい歩きクマ笹の茂みに出た。
 クマ笹の茂みの中に白・赤・薄紫の雪割草が咲いている。
 反対側の山肌は白・赤・薄紫のジュウタンを敷いたように雪割草の花が咲いている。
 これまで何回も桜尾根コースを登ったが、これほどたくさんの雪割草を見るの初めてだ。
 デジカメのシャッターを何回も切った。
・春の花
 山は雪も消え春の草花が芽吹く。
 オウレンの白い花 ・キクザキイチゲの白い花 ・カタクリのつぼみ
 などなど。
 木々の中で咲く黄色い花のマンサクも美しい。
 約1時間30分かかって山頂に着いた。
 山頂付近はまだ50センチくらいの積雪に覆われている。
 多くの登山者の姿が広場に。
 山小屋の温度計を見ると4度を指している。
・連理木(枝)探し
 連理木(れんりぼく、れんりぎ)をインターネットで調べた。
 連理木とは、2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合した
 もの。
 自然界においては少なからず見られるが、一つの枝が他の枝と連なって理(木目)が
 通じた様が吉兆とされ、「縁結び」「夫婦和合」などの象徴として信仰の対象ともなって
 いる。
 なお、違う品種同士で連理となる場合もある。
 下山は、花ではなく連理木を探すことにした。
 春先で木々に葉もなく連理木探しには最高。
 簡単には見つからない。
 眼下に海が見え駐車場も見えてきた。
 ふと一本の木を見ると木の枝が交差し枝と枝が癒着結合しているのを見つけた。
 もしやこれが「連理木」では?・・・。
 写真を何枚も撮った。
 下山後、知人に写真を送った。
 近々結果がでる。
・番外:鎌倉鶴岡八幡宮の大銀杏
 10日未明、鎌倉鶴岡八幡宮の樹齢1000年といわれる神奈川県指定天然記念物
 「大銀杏」が強風で倒れた。
 倒れた大銀杏は三つに切断され、根元から約4mの幹部分(17トン)がクレーン車などを
 使って約7m離れた場所に植え直された。
 関係者は「新たな場所で根付き再生されるのを期待する」と。
これまでの山登りは草花ばかりを探していたが、これからは連理木探しの楽しみも・・・。

山肌一面に雪割草の花が (イラストを模写)