まだ見れる水と土の芸術祭の野外展示 作品

kanazu362010-03-24

日本海政令市にいがた「 水と土の芸術祭 2009」は、昨年
12月27日終了した。
新潟市では、屋外や美術館などに展示されたアート作品のうち
12作品を継続展示・6作品を保管し、イベントなどに使用して
いくことを決めた。
興味があり、まだ見られると知り野外展示作品めぐりに出かけた。
・まだ見れる水と土の芸術祭の野外展示作品
 ・THE HEART OF TREES(新潟市中央区信濃川やすらぎ堤)
  小山の上に木を抱える2体の像は、アルファべっとやキリルもじなど様々な文字で
  覆われている。
 ・心園の渡り(新潟市中央区:関分記念公園)
  船の形をした「心園の渡り」からは遠く佐渡が見え、信濃川関屋分水路から日本海
  大海原に今まさに船出しょうとする。
  公園内の高台からは、大きく足を広げたオオダコ(滑り台)が船出を見送るようだ。
 ・海抜ゼロ(新潟市西蒲区:上堰潟公園)
  上堰潟の湖面に向かって鉄橋が延びる。
  鉄橋を覗くと海抜ゼロの世界が。
  その先に角田山の山並みが・・・
 ・ヒエログリフ新潟市西蒲区:角田浜)
  駐車場脇の砂浜に古代エジプトの王の名前や冥界の神の名前を御影石に刻んだ石碑
  が建つ。
 ・おひるねハウス(新潟市中央区:西海岸公園)
  期間中新潟市北区太夫浜海岸に設置されていたおひるねハウス。
  芸術祭が終わり、新しい設置場所の西海岸公園に3月9日引っ越しした。
  はしごを登るとハウスの窓からは日本海や夕日が眺められる。
 ・フイフティーン ディグリーズ サウス(新潟市西蒲区:福井)
  福井の船山大明神の鳥居をくぐり参道を進むと右側にワラで作ったフイフティー
  ディグリーズ サウスが湿地の中に建っている。
  湿地の中を木道が建物まで続く。
  作品は、山麓の沢から清新な湧き水が集まる里山の湿地に、市民、地域住民と協働で
  ワラの構築物を組み上げた。
・番外:新潟大和店跡地再開発構想展(新潟市中央区西堀ローサ・3月6日)
 6月25日で閉店する新潟大和店、閉店まであと3か月となった。
 大和の閉店で空洞化する新潟市中心市街地について考えようと、新潟大学の学生が
 大和撤退後の再開発を構想した建築模型を製作、新潟市中央区の地下商店街「西堀
 ローサ」の空き店舗で公開されていたので見てきた。
 会場入口に「ここに展示してあるのは、新潟大学建設学科建築学コース3年生が設計製図
 課題(古町十字路に面した「新潟大和」の敷地3900平方メートルに「にいがたメディア
 テーク」を建設する)で取り組んだ課題です」と書かれ、実物の200分の1サイズで作り
 上げた模型作品11点が会場に並べれれている。
 ・図書館やギャラリー、イベントスペースなどを組み合わせた複合施設型のもの
 ・西堀を復活させて建物の中に引き込み、水辺空間を演出するアイディアを盛り込んだ
  もの
 ・建物の壁面をガラス張りにして柾谷小路から内部が見通せるデザインを施したもの
 などなど。
「水と土の芸術祭 2009」が終了して3か月。
まだまだ水と土の芸術祭の野外展示作品が新潟市内で見れる。

新大生が大和跡地再開発で新アイディアを (イラストを模写)