満開の桜と菜の花に魅せられて

kanazu362010-04-29

今日29日は昭和の日。
花だよりを見るとほとんどのとこらが「おわり」と「散り始め」。
まもなく新聞から「花だより」も姿を消す。
今年最後の桜と菜の花を見に上堰潟と太婦(がふ)排水路沿い
などを歩いた。
・上堰潟の満開の桜と菜の花(新潟市西蒲区:上堰潟・4月21日)
 晴れてはいるが花冷えのする肌寒い日、満開の桜と菜の花を見に上堰潟を歩いた。
 上堰潟はいまが桜が満開。
 潟に植えられた菜の花も桜に負けずと潟を黄色く染めている。
 ・農道に満開の桜のアーチ
  潟を歩いていると上堰潟に注ぐ小川の両岸から満開の桜のアーチが目の前に。
  満開の桜が川面に映え農道を走る自転車乗りの後姿がのどかな春の風景を醸しだす。
  田圃では間もなく田お越しと田植えが始まる
・満開の桜
 ・太婦排水路沿いの桜並木(新潟市南区:根岸地区・4月23日)
  国道8号線を新潟から三条方向に走り大野大橋を渡り旧白根市に入った。
  国道に平行し桜(ソメイヨシノ)並木が続く。
  思わず進路を変更し桜並木が続く用水路を走った。
  桜並木は、下塩俵から山崎興野まで約4.2キロも続く。
  看板には「太婦排水路」と書かれている。
  用水路を管理する白根郷土地改良区に桜並木の由来を聞いた。
  「太婦」の読み方を聞いた。
  「がふ」と読む。
  太婦とは水溜りをさし、昔この付近は湿地帯で水が溜まっていたところからつけられた
  名前だと聞いていると。
  平成11年用水が完成し歩道がアスファルトに舗装されたのを記念し、根岸地区の
  人たちが2年かけて桜の木を植樹したものだという。
  用水路は国道から少し離れているため道幅も狭く車の通りは少ない。
  桜並木を知る人も少なく桜見学に訪れる人影はない。
 ・マイロード 桜の舞うみちの陽光桜(旧新津市大鹿第49号三ッ屋線・4月26日)
  大鹿第49号三ツ屋線に「マイロード桜の舞うみち」と書かれた大きな看板がある。
  道路両側に「陽光桜」が咲き緋紅色の桜並木。
  車の待機所に陽光桜の説明の看板がある。
  ・日本最初の桜登録品種(147号) ・天城吉野と台湾緋桜の交配種
  ・花色:緋紅色、花:一重、花弁:5枚 、花径:3.4から4.0センチ
  ・開花期:4月上旬
  素晴らしい緋紅色の桜並木が続く。
  風に花びらが舞い散る木の下で数組のグループが花見を楽しんでいる。
・菜の花
 ・花街道菜の花ロード(新潟市秋葉区国道403号線・4月26日)
  国道403号線新津バイパスの小阿賀野川を渡り新津市車場に入ると道右側一面に
  菜の花が咲く。
  菜の花の黄色い帯は約3キロも続きドライバーを癒しやすらぎを与える。
 ・福島潟の菜の花(新潟市北区:福島潟・4月29日)
  知人から福島潟の菜の花は今が最高と連絡を受け、小雨の降る29日早朝見てきた。
  早朝の潟にはまだ人影はない。
  菜の花が潟一面を黄色く染める。
  茅葺の潟来亭とはさ木が菜の花の中に包まれ田舎の風情を醸しだす。
春に彩を添えていた桜も菜の花も終わりを告げ、里は田植えの季節を迎える。

桜と菜の花ロードをドライブ (イラストを模写)