中国展と中国の話題あれこれ
今朝5時過ぎバラバラバラとトタン屋根にアラレが当たる音で
目が覚めた。
5月に入ったのに庭はアラレで真っ白。
今日5月1日はメーデー、中国では上海万博が開幕する。
新潟県内でも中国総領事館の開設や中国ポスター展などが開催されており話題が
尽きない。
・新潟市に中国総領事館の開設
新潟市に設置される中国総領事館について、先遣隊として新潟県入りした宮暁冬
副総領事は3月9日、地元新潟日報社のインタビューに応じ、「準備状況によるが、
目標としては今年前半ぐらいに開設したい」と語り、6月末までの開設を目指す考えを
明らかにした。
中国総領事館は札幌、名古屋、大阪、福岡、長崎に続き新潟市で6カ所目となる。
・中国ポスター展(長岡市宮内:秋山孝ポスター美術館・4月23日)
長岡市出身のグラフィックデザイナーで多摩美術大教授の秋山孝が自ら館長を務める
宮内の秋山孝ポスター美術館で「中国ポスター展」が開催されている。
会場の4面の壁に中国の建国初期(1949年)以降、文化革命期(1966年)を
中心としたポスター63点が展示されている。
・毛主席安源へ(1968年) ・毛主席は我々の赤い太陽(1967年)
・我々は必ず党内の反革命のやつらを捕まえる(1968年) ・毛沢東(1977年)
・闘争に前進しよう(1976年) ・またひとつ豊かな年(1972年)
などなど。
ポスターからは当時の中国の思想が伝わってくるような気がする。
・日中交流のあゆみ展(新潟市中央区:天寿園・4月23日)
新潟市に中国総領事館が設置されることを記念し、日中友好の証しとして生まれた
天寿園を会場にして「日中交流のあゆみ展」が開催されている。
展示コーナーは、
・佐野藤三郎と中国(佐野藤三郎と三江平原開発から友好交流への歴史)
・日中友好庭園:天寿園の記録(天寿園の概要・天寿園生みの親谷村繁雄)
など5テーマに分かれている。
・話題
・亀田郷訪中懇話会の解散式
亀田郷訪中懇話会は、亀田郷土地改良区理事長を務めた故佐野藤三郎さんとともに
「農業の原点」を学ぶため1970年代、中国を訪ねたメンバーが同会の中核だった。
帰国後、地域の農業振興に励む中で国際交流に取り組んできたが、会員の高齢などの
ため4月12日解散式を行い34年の歴史に幕を閉じた。
・中国「新津県」と旧新津市の交流
「共に新津の地名」を持つ中国四川省にある新津(しんじん)県と旧新津市。
中国の地図で「新津県」の存在を知った旧新津市の有志たちが地名に縁を感じて
2008年4月に現地訪問した。
今回新津県の一行が5月10日から来県し秋葉区役所などを訪れた後、地元園芸農家
や農業関連施設やJR東日本新津車両製作所などを視察する。
両地域とも「農業と花」が特産で土地柄も似ていることから将来向けて連携を強化して
いく考えだという。
・上海万博日本館の開館式に新潟県知事らが出席
1日開幕の上海万博の日本館の開館式に泉田裕彦新潟県知事を団長とする県代表
12人が出席するため4月30日新潟空港から上海に向かった。
・上海万博ソングの盗作疑惑
上海万博は、「より良い都市・より良い生活」をテーマに過去最多となる246の国と
国際機関が参加し5月1日開幕する。
10月31日までの会期中、1日平均40万人計7000万人の来場が見込まれる。
その万博のPRソングがシンガーソングライターの岡本真夜さんのヒット曲「そのままの
君でいて」の盗作疑惑で世界を騒がせた。
中国上海市の同万博実行委員会から楽曲使用申請があり、岡本さん側が承諾した
ことでこの問題は解決した。
中国総領事館の新潟市開設で新潟県は中国の話題に沸く。
あれ!5月なのにアラレが (イラストを模写)