子どもの夢作る喜び・直った喜び

kanazu362010-05-20

子どもに作る夢を与える「こども美術教室」や壊れた子どもの
思い出のおもちゃを直す「おもちゃ病院」。
大人の物を作る夢「江戸からくり夢工房展」。
こども美術教室とおもちゃ病院をそして江戸からくり夢工房展を
訪ねた。
・子どもに夢を「こども美術教室」(新潟市東区・5月15日)
 東区のはなみずき教室では約20人の子どもたちが佐藤知子先生の指導で図画・
 工作・自由創作などを楽しむ。
 訪れた15日は新聞紙を使ってお面などを作りアクリル絵の具を使って色を塗っていた。
 部屋を見ると出来あがったキリンやネコが飾られている。
 子どもたちが今作っているのはオオカミとパンダ。
 他にラップの芯・牛乳パック・ダンボールなどを使ってロボットなども作るという。
 先生と子どもたちの元気な声が教室から聞こえてくる。
 次は子どもたちのアイディアでどんなすばらしい創造の作品ができるかな・・・。
・壊れた子どもの思い出のおもちゃを直す「おもちゃ病院にいがた」
 ものが豊富に出回る時代。
 おもちゃの世界もいまや使い捨ての時代に。
 昔の子どもたちは身近にあるものを利用しおもちゃを自由に作った。
 ・竹鉄砲・ゴム銃・すぎ鉄砲・紙鉄砲・水鉄砲・たけとんぼ・ゴム巻き飛行機
 などなど。
 子どもたちは、作った技術を応用し壊れたおもちゃも自分で直し捨てずに大事に使った。
 子どもたちに夢と希望を与えた大事なおもちゃ。
 思い出の壊れたおもちゃを直す「おもちゃ病院」が最近新潟市にも開院し賑わっている。
 おもちゃ病院とは、
 壊れたら捨てるという「使い捨て文化」を見直すとともに、おもちゃ修理を通して
 子どもたちに「ものづくりの楽しみ」「科学に対する興味」「ものを大切にする心」
 「思いやりの心」を醸成し、併せてシニアと子供の交流やシニアの「生きがい」
 「ボランティア意識」を啓発することを目的とする。
 16日近くにある「おもちゃ病院にいがた」の西病院を訪ねた。
  おもちゃ病院にいがたの佐藤秋夫会長は、「現在ドクターは43人います。土曜日には
 15・6人が参加します。現在中央病院・北病院・西病院の3カ所で開院します。
 近々東病院を開設し毎週土曜日どこかで開院できるよう準備中です」。
 受付には、壊れて動かなくなったアンパンマンの消防自動車や懐かしい機関車トーマス
 卓上ピアノなどを持参した親子がいた。
 アンパンマンの消防自動車を受け取ったドクターは、子どもの見ている前でネジを外し
 分解した。
 心配そうに「すぐに直る・・・」
 「部品がないので今日は直りません。入院(預かり)です。来週には退院できますよ」と。
 ドクターの中に職場OBがいたのには驚いた。
ペーパークラフト
 ペーパークラフトが人気だという。
 A4判の厚紙に部品がカラー印刷され、それを切り抜いて組み立てると作品が完成する。
 紙面では、消防自動車とロードローラーが紹介されていた。
 ペーパークラフトはインターネットからいろいろな型紙を無料でダウンロードできる。
・子ども向け職業体験型テーマパークで東京スカイツリーを建設疑似体験
 建設中の姿が注目される東京スカイツリー
 3月29日高さが東京タワー(333m)を抜いて日本一の高さ(338m)になった。
 2011年暮に完成すると自立式電波塔としては世界一高い634mになる。
 子ども向け職業体験型テーマパークとして人気を集める「キッザニア東京」で、実物の
 100分の1サイズの東京スカイツリーを建設疑似体験できるパビリオンが登場し多くの
 子どもたちがスタッフ指示の下、ヘルメットやユニホームや安全帯を身に着けて建設に
 挑戦する。
 東京スカイツリーを建設疑似体験が子どもの夢を膨らます。
・番外:物を作る大人の夢「江戸からくり人形」を自作 
 江戸からくりの世界を現代に復元している「越後大郷からくり館」の館長日根之和さんが
 独学で江戸時代の「機巧図彙(ずい)」を解読し江戸からくり人形の数々作った。
 作品の一部が新潟市中央区蔵織に展示されている。
 品玉人形・鐘つき・茶運び・闘鶏・更科姫などの作品の中から品玉人形・鐘つき・茶運びは
 係員の指導で自由に動かすことができる。
子どもたちの物を作る楽しみの積み重ねが、将来大きく花開く時が来るだろう。

よかった!おもしゃ直って (イラストを模写)