話題の信号機あれこれ

kanazu362010-05-27

5月25日現在の新潟県の交通事故状況は、
発生:3731件(−339)・死者:36人(−5)・負傷者:
4587人(−396)。
考える信号機が新潟市江南区亀田鵜ノ子交差点に設置され
5月18日から始動したと知り19日見てきた。
・考える信号機(新潟市江南区鵜ノ子・5月19日)
 新潟市江南区の鵜ノ子交差点と工業団地交差点の2か所にムーブメント信号制御方式の
 「考える信号機」が5月18日から導入された。
 考える信号機は、交差点手前の各車線の上に設置された車両感知器で測定した交通
 状況を基に信号表示を自ら判断する。
 信号機は、赤・黄・青の信号と直進・右折・左折など車線別に「青矢印」が表示される。
 考える信号機は、右折車線が渋滞している場合、対向車線側の表示を「赤」にして
 右折車を優先的に流すなど、状況に応じて多様な対応ができる。
 考える信号機の導入は、三重県・愛知県に続いて新潟県が全国で3番目。
 2か所同時運用は、新潟県が全国で始めて。
 渋滞の激しい鵜ノ子交差点も考える信号機の導入で普段よりは車はスムーズに流れて
 いた。
・青が消える?信号(新潟市西蒲区赤錆・5月19日)
 西蒲警察署前に設置されている、新潟市西蒲赤錆インター交差点の信号機は、青に
 なっても遠くからは停電で消えているようで青は見えない。
 信号機に近づくと青がはっきりと見える。
 新聞に今話題の信号機と出ていた記憶を思い出し5月19日信号機を見てきた。
 赤錆インター交差点には4基の信号機がある。
 話題の信号機は、北陸自動車道の巻潟東インターチェンジを下り弥彦山に向かう2基の
 信号機だ。
 交差点手前100mくらいの所に、巻東中学校入り口の押しボタン式の信号機がある。
 この場所からは、赤錆インター交差点の信号機が青になっても信号機の青は見えない。
 ボタン式の信号機を過ぎ赤錆インター交差点に近づくと信号機の青がはっきりと見える。
 県警では、直線約100mの至近距離に別の信号機があり切り替わるタイミングが
 違うため、「運転手が混乱しないように」意図的に施した工夫だという。
・番外:新潟県初の手回し信号機と交通整理のお巡りさん
 古町十字路の交差点近くに新潟市街角歴史案内板が設置されている。
 案内板に「古町十字路の手回し信号機(昭和前期)」を操作し交通整理に当たるお巡り
 さんの写真もある。
 新潟ふるさと村(新潟市黒埼)のアピール館に「ふるさと新潟と暮らし明治・大正・
 昭和の変遷」展示コーナーがある。
 大正コーナーに「手回し信号機を持つお巡りさん」の人形が飾られている。
 ・大正11年、新潟に初の市内バス「赤バス」登場、新潟市の古町十字路に手回し信号機
  登場と書かれた大きな写真に赤バスと信号機とお巡りさんが写っている。
 ・写真の近くには、手回し信号機の模型があり人形のお巡りさんが信号機を操作している。
  信号は丸い鉄板でできており、赤地に「止(STPO)」・青地に「進(GO)」の文字が
  書かれている。
信号機も手回し信号機から始まり今では考える信号機が登場。

これが考える信号機 (イラストを模写)