それぞれの佐渡旅行の思い出
6月13日佐渡大野亀で「カンゾウ祭り」が開催された。
黄色い花のトビシマカンゾウは今が見ごろ。
14日、世界文化遺産特別委員会はユネスコの
世界遺産登録を目指す佐渡金銀山遺跡について、国の暫定
リストに単独掲載することを了承した。
新聞の「親と子のつぶやき」欄に、修学旅行のシーズンがやってきた。新潟市内の多くの小学校の行き先は、福島県の会津若松方面だが、以前は佐渡が多かったと聞く・・・と。
わが家には、三人三様のそれぞれの佐渡旅行の思い出がある。
・孫の修学旅行は会津若松方面と佐渡
修学旅行シーズンがやってきた。
新潟市内の多くの小学校の行き先は、福島県の会津若松方面。
娘も上の孫も会津若松方面だった。
しかし、下の孫は2泊三日の佐渡旅行だった。
初めて乗るジェットホイルに興奮したと。
孫からの老夫婦のみやげは「佐渡の金山小判飴」。
袋の裏には「江戸時代佐渡金山の全盛期は世界第3位の産出量を誇り最も優秀な金山として知られました。旅の思い出に佐渡の風味をご賞味ください」と書かれたいる。
小袋の封を切ると黄金色の小判の飴が出てきた。
孫の佐渡旅行のおみやげは「佐渡の金山小判飴」。
・妻はシラネアオイを見に佐渡へ
佐渡は昔から花の宝庫の島と呼ばれ、寒暖両系の約1700種類の植物があり新潟県の全植物のうち、90%を越えるといわれる。
特にドンデン山は日本の花の百名山に選ばれているほどのいるほどの花の宝庫。
佐渡は全国でも数少ないシラネアオイの群生地の一つとして有名。
花は淡い青紫色の、直径10センチを超える大きな花を咲かせる。
5月中旬妻が友人4人とドンデン山のシラネアオイの花を見に佐渡に出かけた。
噂には聞いていたがシラネアオイの群生はみごとだったと。
・私は修学旅行の代わりに佐渡へ
50年も前の昭和33年の思い出だ。
高校3年の修学旅行は奈良・京都・四国だった。
旅行の10間前に盲腸の手術で入院し旅行に行けなくなった。
医者は1週間あれば回復し旅行に行けると言ったが学校の許可がでなかった。
京都に行けない代わりに夏休みに友と佐渡旅行に出かけた。
今の人には想像もできないだろう。
宿も決めずコメを持って佐渡へ。
相川の街を歩いていると「宿は決めているのかね」「決めていません。金がないがコメならありますと」。
宿の人は親切にコメだけで1夜泊めてくれた。
観光バスに乗り佐渡を一周したがどことどこを見たのかは思い出せない。
その後、会社の研修旅行で佐渡に行った。
わが家には、三人三様のそれぞれの佐渡旅行の思い出がある。
孫のみやげは (イラストを模写)