緑のカーテンと飛砂防止のマサキ

kanazu362010-06-24

新潟市役所の緑のカーテンの西洋アサガオ新潟市西区赤塚の
飛砂対策のマサキの話題が新聞に出ており現地を訪れ見て
きた。
緑のカーテン
 ・新潟市役所(新潟市中央区・6月16日)
  市役所を訪れる市民に涼しさを感じてもらおうと本庁舎の南玄関脇の地下1階食堂から2階に掛け壁面に幅3m・高さ10mの植栽ネットが6月8日張られた。
  プランターに西洋アサガオ苗54株が植えられ、夏ごろには壁面をつるが覆い、色鮮やかな青色の花が咲き訪れる人を癒し和ます。
 ・茨曽根小学校(新潟市南区茨曽根・6月18日)
  茨曽根小学校が「明後日朝顔NIIGATA2010」のプロジェクトへの参加を決め、苗が同校玄関脇のプランターに植栽された。
  夏には校舎が明後日朝顔の花で覆われる。
  「明後日朝顔プロジェクト」は、2003年新潟の越後妻有アートトリエンナーレ2003の会場莇平(あざみひら)からスタートした日比野克彦氏が主宰するアートプロジェクト。
 ・桂小学校(長岡市桂・6月18日)
  正面玄関から左側のプランター朝顔の苗が植栽されている。
  夏には校舎が朝顔の花で覆われる。
・飛砂防止マサキ(新潟市西区赤塚:JA新潟みらい赤塚支店・6月16日)
 16日、マサキの苗床に挿し木する作業が終了したJA新潟みらい赤塚支店を訪ねた。
 飛砂から農作物を守ろうと2008年「赤塚地区飛砂対策協議会」が発足した。
 赤塚地区飛砂対策協議会(石川一衛会長)では、農家と新興住宅地の住民が協力してマサキを植林し飛砂の被害防止に取り組む。
 計画では約1万本のマサキを育て植林する。
 マサキの植林までの工程は、
 ・6月ころマサキの枝先約10センチ刈り取り苗床に挿し木する 
 ・9月ころ生育した挿し木をホットに鉢上げする
 ・6月、昨年9月に鉢上げし約50センチほどに生育した苗を農家に販売し畑地に植林する
 1年目の2008年に約3500本を挿し木。
 2年目の2009年に約7000本を挿し木。
 3年目の2010年に約5000本を挿し木。
 過去3年間の活動で農家の人たちの協力を得て約5000本の植林が終わった。
 会長の渡辺さんは「成果が表れるまでには息の長い活動が続く」と。
市役所や小学校では、朝顔緑のカーテン作りの取り組みが行われ、農家では飛砂防止のマサキの植林が続く。

マサキの植林 (イラストを模写)