話題のアイスプラントとパワーリーフ
6月24日のNHK「ゆうどきネット」で佐賀大学農学部が
野菜化したアイスプラントの「バラフ」を紹介していた。
新聞では、新発田市の種権種苗店が新鮮野菜を新種改良した
「パワーリーフ」を紹介している。
いま話題のアイスプラントとパワーリーフをインターネットで調べた。
・アイスプラント
「アイスプラント」とは、ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。
名前の由来は表皮に塩を隔離するための細胞があるため葉の表面が凍ったように見えることから。
ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産で、国内では佐賀県で初めて栽培された注目の野菜。
「バラフ」とは、佐賀大学農学部での研究開発により、南アフリカ原産の植物「アイスプラント」を野菜化した佐賀大学ブランド商品。
葉や茎の表面に宝石のようにキラキラと光る水滴のような細胞がついているのが、大きな特徴。
その外観から、アフリカのスワヒリ語で、「水晶」や「氷」を意味する「バラフ」と名付けた。
「バラフ」は、佐賀大学発ベンチャー「農研堂」と契約農家の方々で栽培を行っており、佐賀大学農学部で開発された技術によって品質安定を図り、安全性・安心に配慮して栽培している。
栄養成分については、
レタスと比較すると、ミネラル分やカロテンが多く、
・疲労回復効果の働きが知られているリンゴ酸、クエン酸を含む
・活性酸素を抑える抗酸化作用があるβカロテンが多い
・細胞内の脂肪を燃焼させる効果のあるパントテン酸が含まれる
のが特徴。
・アイスプラント苗をプランターに植える(4月30日)
農産物直売所で農家の人からアイスプラントの苗植えが今ブームだと教えられ挑戦することにした。
農家の人が、害虫や病気にも強いく育て方も簡単で農薬を一切使用せず水耕で栽培できる「プランターに植え、乾いたら500CCの水に3グラムの塩を入れた食塩水を作り少しあげるだけでいい」と。
生で食べるのが一番だが天ぷらで食べても美味しいという。
農家で買ったアイスプラントを生と天ぷらで試食した。
苗は畑ではなくプランターに植え庭先で育てることにした。
6月23日アイスプラントが白い小さな花を咲かせた。
いつ食べられるのだろうか。
・パワーリーフ栽培(新発田市御幸町:種権種苗店・6月27日)
パワーリーフとは、南米原産のツルムラサキ科の植物。
多年草でカルシュウム、亜鉛などが豊富に含まれ大正時代に漢方薬として渡来した。
パワーリーフを生み出したのは、江戸時代創業の老舗、種権種苗店で新種改良し「パワーリーフ」と命名し2009年4月から発売した。
2010年4月13日の地方紙新潟日報に、
新発田市などは本年度、同市“発祥”の新野菜「パワーリーフ」を使った食育や、特産品化の取り組みを本格化させる。
小中学校に苗を配布、給食のおかずにも使うほか、イベントなどでの販売を強化する。
さらに市職員らが毎日食べ続け、定期的な健康診断でチェック。
栄養価の高さを体を張って証明し、市特産のアスパラに続く健康野菜として全国に売り出すと。
パワーリーフを見に6月27日、種権種苗店を訪れた。
店内に鉢に入った高さが2m以上もあるパワーリーフが売られている。
木には「パワーリーフ」と書かれたシールが結ばれている。
店員さんは「4月に鉢植えしたのが約2カ月でこんなに大きくなりました。葉っぱの部分をさっと湯がくと、ぬくめりが出て、メカブやキクラゲのような独特の葉触りが楽しめ、てんぷらにしても美味しいですよ」と。
パワーリーフは虫もつかず、他の植物の近くに置くとそれも虫がつきにくくなるという。
記念に小さな鉢植えの「パワーリーフ」を525円で1鉢買った。
いま話題のアイスプラントとパワーリーフの鉢植えがわが家の庭に・・・。
いま話題のアイスプラントとパワーリーフ (イラストを模写)