ダルマ三昧に生きる男

kanazu362010-07-12

選挙といえば必勝ダルマを連想する。
昨日は参議院選挙の投票日。
昨夜から本日未明にかけ次々と当選者が決まり事務所では、
必勝ダルマに目を入れる光景も・・・。
退職後ダルマ三昧に生きる人が新聞で紹介されており7月11日訪ねた。
・年に一度「だるま館」を開く男(長岡市金町:大瀬宅・7月11日)
 だるまを公開するのは8日の1日だけだ。
 これからあとかたづけをするとこれで運よく見るこてが出来た。
 栃尾の商工会を退職後、だるまを集め「七転び八起き」にちなんで毎年7月8日の1日だけ自宅を「だるま館」と銘打ち約2000体のだるまを展示公開する男がいる。
 男は、旧栃尾市金町の大瀬久男(82)さんだ。
 だるまの収集は昭和63年(1988)からで1回目の「だるま館」開館は平成元年(1989)7月8日で今年が22回目。
 6畳間には全国津々浦々から集めた約2000体のだるまが所狭しと陳列されている。
 自分で買い求めたものもあるが、コレクションの多くは知人からの旅行土産。
 天井にはだるま絵の大凧が2枚飾られている。
 紙は、地元栃尾の山奥のわさび谷ですいた和紙だという。
 壁にはだるまの絵の色紙とだるま絵のうちわが。
 ほとんどの絵の中に「忍」の文字が書かれている。
 「忍」の文字が書かれたものは絵心のある大瀬さんの自筆。
 わが家の家系は絵が好きで3人の子どもたちが絵を描くといいながら玄関に掲げられている4枚の絵を紹介してくれた。
 特注の大黒だるまを指差しながら、「昔“招福全国大だるま展”のポスターに大黒だるまの姿が写っており珍しいと思い同じものと作ってもらいました。腹に書かれた文字は“福”ですが、私のだるまは好きな“忍”です」と。
 「だるまだけでなく手拭いも集めていますよ」とダンボールの箱から何枚も手拭いを縫い合わせた自作の飾り手拭いを見せてくれた。
・小学校の卒業記念にダルマを贈る男(長岡市大島新町:川村宅・7月11日)
 国鉄を退職後、趣味でだるまを作り小学校の卒業記念に子どもたちにだるまを贈る男が長岡市にいる。
 男は、長岡市大島新町の川村正雄(92)さんだ。
 玄関を入ると下駄箱の上に無数の小さなだるまが飾られ脇に大島小学校長から贈られた感謝状も飾られている。
 だるま作りの作業場を見せてくれた。
 昔は小石に色を塗りだるまを作っていた。
 今は板で将棋駒を作り、表の赤まるの中にだるまを描き裏に「交通安全 幸せに 川村作」と書き、「卒業 卒業おめでとうございます 中学校でもがんばってください 川村正雄」と書いた袋に入れ卒業生にプレゼントする。
 まだ7月だというのにもう来年3月の卒業生に贈るだるま作りに精を出す。
 だるまのプレゼントは、平成4年の3月からで来年が20回の節目とになる。
・番外:満福寺のだるま(新潟市西蒲区仁箇:満福寺・7月11日)
 満福寺は「だるま寺」又は「水芭蕉の寺」として有名。
 本堂入口の両脇にダルマの絵が描かれた細長い大きな提灯が吊るされ、横の達磨堂にはだるま像が祀られている。
毎週土曜日の新潟日報に「放鳥トキ便り」が掲載される。
10日の新聞に、新潟市西蒲区で固体番号18番の雌が確認されていると。
満福寺参拝の帰路仁箇堤を訪れた。
だるまのご利益か、偶然にもトキ飛来の現場に遭遇した。
西蒲区の仁箇堤にはトキを見ようと今日も多くの人がカメラを構える。

あの大黒だるまは (イラストを模写)