駄菓子屋とおもちゃ屋

kanazu362010-07-16

子どもたちの楽しい夏休みが近づいてきた。
地方紙新潟日報に毎週水曜日新潟県内の「商店街の一押し」が
紹介される。
子どもたちの憩いの場だった駄菓子屋が街中からほとんど姿を
消した。
昔懐かしい駄菓子屋と玩具店の卸・小売店が紹介されておりその店を訪ねた。
・おもちゃと駄菓子の卸小売店新潟市中央区:青山トーイ・7月8日)
 店内入口のドアに「一般玩具・プラ模型・工作材料卸 青山トーイ」と書かれた看板がある。
 店内に入ると箱入りの玩具や駄菓子が棚に山積まれている。
 店主の青山栄一(61)さんは、「ここはおもちゃと駄菓子の卸売・小売店です。商品は2000から3000種類あるかな。夏祭りのシーズンを控え今が書き入れ時です」と。
 棚に積まれている商品を見た。
 ・丸角メンコ ・水ヨーヨー ・カラボール ・マジック魔法刀 ・ガム ・ラムネ ・ねりあめ ・シャボン玉  ・ゴム風せん 竹トンボ
 などなど。
 品物はばら売りしないが個人のお客にも箱・束の単位で小売する。
玩具店(新潟西蒲区巻:はしもと玩具店・4月11日)
 JR越後線巻駅近くに「はしもと玩具店」がある。
 昭和34年ころにはやったフラフープが壁にかけられ売られていた。
 3代目主人の橋本貴之(39)は、「最近またフラフープの人気が復活し売れている」と。
 フラフープは1958年にアメリカで大流行したことを受けて、同年10月18日に日本でも全国一斉に日本製の商品の販売が開始された。
 販売される店には行列ができ、特に1960年代には日本中で爆発的に売れ、一大ブームを起こした。
 しかし、その後、フラフープ使用によるとされる腸捻転、胃穿孔、卵巣破裂といった事故が頻発したとの噂が流れ、急速にブームは沈静化した。
 最近ではフラフープダイエットが人気でフラフープをすると内臓の機能も活発になり、腰痛にも効果が見られ、ウエストのサイズダウンにも効果が期待できると人気が復活している。
 店内は子ども以上に若い女性たちの姿の多いのに驚いた。
・駄菓子や昭和基地1丁目C57のオーフン(旧新津市本町2・7月16日)
 15日、旧新津市駅前近くに駄菓子や「昭和基地1丁目C57」がオーフンした。
 16日オープンした店を見てきた。
 入口の左右に「祝開店」と書かれた花輪が飾られている。
 新津商工会議所による中心市街地部活性化策の一環として空き店舗を活用したもの。
 店内には昔懐かしい駄菓子やおもちゃが所狭しと並ぶ。
 飲食コーナーもあり土日は子どもたちの憩いの場に大変身・・・。
・近所の駄菓子のなんか屋(新潟市西区寺尾東3)
 大堀幹線の近くに駄菓子「なんか屋」がある。
 営業時間は午後3時から6時までで水曜・日曜・祝日は休み。
 土曜日の午後店先には子どもたちの自転車が止まっている。
 店内にはガムやあめ・綿菓子・酸イカ・ラムネ・棒きなこなどさまざまな駄菓子が並ぶ。
 子どもたちが、目の前に並ぶ駄菓子や水風船や竹とんぼおもちゃを手に取りながらどれを買おうかと迷っている。
 値段は10円から50円程度で子どもたちにとっては楽しい時間だ。
 昔はふるさと高田にも駄菓子屋が何軒のあった。
 駄菓子屋は子どもたちのたまり場であり遊び場だった。
目の前に並ぶ駄菓子やおもちゃを手に取りながらどれを買おうかと迷う姿に懐かしい昔の姿が重なる。

子どもたちの目が耀く (イラストを模写)