地上デジタル放送への完全移行まであと1年

kanazu362010-07-24

2011年7月24日までにアナログ放送が終了し、
テレビ放送はすべて地上デジタル放送に完全移行する。
移行1年前となった昨23日全国各地で「日本全国地デジカ
大作戦」のイベントが開催された。
新潟県内5テレビ局の地上デジタル放送推進大使も各テレビ局を回り推進のためのPRを行った。
・「日本全国地デジカ大作戦」イベントと新潟県
 地上デジタル放送への完全移行まであと1年となった23日、「日本全国地デジカ大作戦」と銘打ち全国各地でさまざまなイベントが開催された。
 地上デジタル放送推進大使とは、2003年12月から東京・大阪・名古屋を中心に始まった、地上デジタル放送を周知広報するために任命された、NHKと民放のアナウンサー・キャスターのことを指す。
 新潟県では「地上デジタル放送推進大使5名による各局番組へのリレー参加」のイベントが行われ、夕方のNHK「新潟ニュース610」で5局の推進大使がそれぞれPRを行い、最後にNHK新潟放送局の小正裕子アナウンサが「地デジの準備お願いします」と呼びかけた。
 他局でも、
 ・TENYが「ユウガタワイド新潟一番」 ・BSNが「Nスタ新潟」
 ・UXが「まるどりっ!」 ・NSTが「Smilo Stadium NST」
 の番組の中で協力を呼びかけた。
・地デジ化(テレビはアナログからデジタルへ)
 地上デジタルテレビ放送は、関東、中京、近畿の三大広域圏の一部で2003年12月から開始され、その他の都道府県の県庁所在地は2006年末までに放送が開始された。
 その後も受信可能エリアは順次拡大されている。
 放送のデジタル化に伴い、アナログテレビ放送は2011年7月24日までに終了し、デジタル放送に完全に移行する。
 この移行に伴いアナログテレビは、デジタルチューナーなどを取り付けしないと視聴できなくなる。
 5月26日、総務省が、地上デジタル放送が視聴できる受信機の世帯普及率が3月時点で83.8%となり、昨年9月の前回調査から14.3ポイント上昇したと発表した。
 3月末の政府目標である81.6%を2.5ポイント上回った。
 ただ、電波受信が難しいビルの陰に設置された共同受信施設の対応率は48%と低く、政府が目指す11年4月での普及率100%に向けて課題は多い。
 都道府県別の普及率は、富山が88.8%・埼玉が88.4%・岐阜が88.3%。
 新潟県は前回調査より14.8ポイント上昇し87.3%で4位。
新潟県内のデジタル放送のカバー率と全国一斉地デジテスト
 新潟県内のデジタル放送のカバー率は99%を超えた。
 7月4日、午後5時59分から1分間「全国一斉地デジテスト」が行われ、デジタル放送への早期移行を呼びかけた。
 民放連によると、アナログとデジタルで内容の異なる番組を放送、アナログでは、番組の一部で放送が止まったときのいわゆる「砂嵐」の画面が流れる。
・わが家の地デジ化
 わが家では、トリノオリンピックを地デジで観るために2006年2月3日に買った。
 地デジで観た荒川静香選手のフィギアスケートで金メタルを獲ったシーンが、今でもはっきりと記憶に甦る。
地上デジタル放送完全移行まであと1年。
わが家の地デジ化は完了したが、残る2台のアナログテレビの寿命もあと1年。
完全移行後には廃棄する。

じいちゃんテレビが映らないよ (イラストを模写)