野球賭博で大揺れの大相撲名古屋場所終わる

kanazu362010-07-27

野球賭博で大揺れの大相撲名古屋場所
終わってみれば横綱白鵬の全勝3連覇で15回目の優勝と
47連勝の大記録が。
白鵬の強さが際立ち連勝街道は来場所も続く。
名古屋場所の話題を新聞から拾った。
横綱白鵬の全勝3連覇15回目の優勝と47連勝
 ・全勝3連覇は初の快挙
 ・47連勝は、横綱双葉山の69連勝、横綱千代の富士の53連勝に次ぎ歴代3位
 ・優勝15回は、横綱大鵬の32回、横綱千代の富士の32回、横綱朝青龍の25回、
 ・横綱北の湖の24回、横綱貴乃花の22回に次ぎ歴代6位
・客の入り
 場所中も暴力団との疑惑関係記事が連日新聞に。
 客の入りも大幅に減少し、満員御礼(定員8100人)の垂れ幕の下がったのは、7日目(7600人)・8日目(7800人)・14日目(7800人)と千秋楽の25日(8000人)の4回で15日間の総入場者は9万4900人(前年比9400人減)。
・懸賞
 懸賞本数も昨年の1033本から242本と大幅に減少した。
 初日が19本(昨年は86本)、2日目が12本、3日目が10本、4日目が11本と激減。
 8日目までの合計は昨年の492本から75%減って123本だった。
 力士別の獲得本数を見ると、白鵬が113本・琴欧州が32本・魁皇が24本・日馬富士が15本で人気の高見盛は5本だった。
・外国出身力士が日本勢を上回る
 賭博問題で日本人幕内力士6人が謹慎休場となり、11日目から大関魁皇そして13日目から安美錦が怪我で休場した。
 これで13日目の中入りの土俵に上がった幕内力士は、外国勢が17人・日本勢が16人で外国出身力士が日本勢を上回った。
・呼び出しの着物からスポンサー名が消える
 野球賭博問題の影響でスポンサー7社すべてが撤退したことで呼び出しの着物の背中からスポンサー名が消え普通の浴衣地になった。
 懸賞本数の激減で「懸賞旗」を持って呼び出しが土俵を一周する場面減った。
・場所中も暴力団関係疑惑が次々と
 ・松ケ根親方(元大関若嶋津)の宿舎問題 ・貴乃花親方の暴力団関係者との接触問題 ・佐ノ山親方(元大関千代大海)の賭博疑惑 ・境川親方(元小結・両国)の土地購入問題
・冬巡業はすべて中止
 11月の大相撲九州場所の開催はまだ未定だが、九州場所後に九州各地で開催を予定していた冬巡業はすべて中止が24日決まった。
・番外:控え力士が物言い
 4日目の14日、序二段の取組で土俵下の控え力士が物言いをつけ、行司軍配が覆るえる珍事が。
 玉希真:八剱戦で行司軍配はうっちゃりで八剱。
 東の土俵下に座る受磐から物言い。
 審判5人が協議の結果「八剱の左足が先に出ており行司の差し違いで玉希真の勝ち」。
相撲界は土俵と土俵の外で話題が渦巻く。
横綱白鵬の強さだけが際立つた大相撲名古屋場所
横綱誕生と期待の日本人力士の活躍がなければ相撲界もファン離れに拍車がかかり存続の危機に。
新ヒーローの出現は・・・。

豪快な上手投げで47連勝 (写真を模写)