かかしまつりと田んぼアート
台風4号は12日昼過ぎ佐渡沖を通過し秋田市付近に上陸、
宮古市付近から太平洋に抜け13日に北海道の南東海上を進み
温帯低気圧となった。
台風通過前の11日、旧朝日村館腰地区で開催されている
「かかしまつり」を見てきた。
・かかし
・かかしまつり(村上市館腰地区:8月11日)
村上市館腰地区(旧朝日村)で「かかしまつり」が開かれている。
国道7号線「古渡路」交差点より朝日スーパーライン方面へ約1キロ(一般県道鶴岡村上線)の県道左側にかかしが立つ。
入口には「おかえりなさい ふるさとへ」の看板が。
「かかしまつり」は、地域の大人と子どもが一緒に活動し、喜びや苦労をわかちあおうと、館腰地区青少年健全育成協議会が中心となって毎年行っているもので、今年で10回目となる。
かかしの数は全部で22体。
小川小学校や三面小学校の生徒と地域の大人たちが作った。
・2010ベッカム君の夏 ・スペースシャトル ・目玉おやじ ・石川遼くん
・とどけ!!19人の願い ・トイストーリー ・三面ミッキー ・三面ずきん
・お米ギャルソン ・パワーせん手ひまわり ・本田圭佑
などユーモアたっぷりのキャラクターかかしが並ぶ。
能登集落の人たちが作った「祝10周年」のユーモアたっぷりの6体のかかし集団が、コメの豊作と交通安産を呼びかけている。
旧朝日村をもじった「朝日ビール」のかかしも・・・。
・笠木小学校のかかし(新潟市西区:笠木小学校・7月30日)
校門前に笠木小学校の学校田がある。
学校田は1981年から地元農家の協力を得て約5アールの田んぼで全校児童が稲を育てている。
児童たちが「お化け」や「おにぎりの形の頭した人形」など5体のかかしを手作りした。
わらで作ったかかしにピンクのかっぽう着を着せたり長靴を履かせたりしている。
完成したかかしは秋の収穫まで田んぼを見張る。
・田んぼアート
・吉田ふれあい広場(燕市大保:吉田ふれあい広場・7月30日)
ふれあい広場の西側水田の田んぼアートは、黄や紫や白や緑の4種類の稲を使って文字や絵が描かれている。
水田脇に高さ約5mの見学台が設置されている。
縦約53m・横約75mの田んぼに、市ゆかりの良寛の書「天井大風」と「一心太助」の大凧と「奴凧」が弥彦山と国上山をバックに大空を舞う。
文字は黄色で、「JA かがやくつばめ」と書かれている。
・福島潟(新潟市北区:福島潟・8月12日)
福島潟の田んぼアートは6色の稲を使った日本一の田んぼアート。
約0.5ヘクタールの田んぼに描かれているアートは、黒字で「北区」の文字と国の天然記念物「オオヒシクイ」のつがいと「阿賀野川ござれや花火」。
水の駅「ビュー福島潟」の最上階から日ごとに変わってゆく田んぼアートの様子を毎日見ることができる。
かかしや田んぼアートが、ドライバーや道行く人たちの目を楽しませ、暑さを忘れさせる。
ユーモアたっぷりのキャラクターかかしが (イラストを模写)