懐かしい里の秋の風景

kanazu362010-09-12

二百二十日も過ぎ越後平野は稲刈りが最盛期。
収穫の秋を迎え各地でイベントが開催される。
・9月19日新潟市秋葉区満願寺のはさ木並木で「はさ架け米
 プロジャクト」
・10月3日新潟市秋葉区の北潟地内で「田んぼアート収穫祭」
里をドライブ、懐かしい里の秋の風物詩かかしと稲刈りとはさ架け風景が旧分水町と旧岩室村で見た。
・かかしコンクール(旧分水町:道の駅国上・9月3日)
 燕市分水町の「てまりの湯」では、むかし懐かしいかかしを楽しんでもらおうと市民らに呼びかけ9月1日から「かかしコンクール」を開催している。
 集まったかかしは、手まりの湯周辺に展示するという。
 3日に手まりの湯を訪ねた。
 作品2展が手まりの湯玄関先に飾られていた。
 ・語らい:笑喜会(燕市灰方)蓑かさ姿の農婦らが楽しそうに会話をしている
 ・瀬川瑛子ショー:遊友会(燕市灰方)ドレス姿の瀬川瑛子が唄う
・稲刈り(旧岩室村:夏井・9月3日)
 「実るほど頭の下がる稲穂かな」ということわざがある。
 ことしも実りの秋がやってきた。
 あちこちの田んぼからコンバインのエンジンの音が聞こえる。
 コンバインは稲刈りから脱穀までの作業を一貫して行うので手刈りとは違い稲をはさ木で乾燥させる必要が無い。
 コンバインから少し離れたところで年配の農婦が釜で稲を刈っていた。
 ことしの作柄はどうだろうか。
・はさ架け(旧岩室村:夏井・9月3日)
 ・夏井のはさ木
  岩室温泉観光協会では「夏井のはさ木」をPRしている。
  はさ木の脇に看板が立てられている。
  日本一の米どころ越後平野を古くから特徴づけてきた「はさ木」。
  かっては刈り取った黄金の稲を身にまといながらあぜ道の両側に金屏風を並べ立てた様な光景を見せていました。
  農業の機械化・近代化が進んだ今「はさ木」はその役目を終えようとしています。
  しかし、時としてはさ木は、私たちに雪や雲や霧といった四季の移ろいの中で輝きを見せてくれます。
  はさ木と平野を醸し出す美しい情景を、すこしでも後世に残せていけたらと思います。
  ・学名 トネリコ(モクセイ科) 別名 サトトネリコ、タモ
  ・俗名 タモギ、ハザギ(稲架木) ・保存本数 約600本
  ・別途 刈り取った稲をはさ木にかけて乾した
  平成元年8月 岩室温泉観光協会
  はさ木の一画に刈り取った稲が架けられている。
  はさ木の近くで年配の農婦が釜で稲を刈っていた。
かかし・稲刈り・はさ架けと昔の懐かしい里の秋の風景が・・・。
稲刈り風景も時代とともに鎌で刈る者・稲刈り機で刈る者・コンバインで刈る者と様々だ。

鎌で刈り取る懐かしい風景が (イラストを模写)