新潟市の売れ筋おみやげとエキ菓子

kanazu362010-09-13

新潟市の売れ筋おみやげという記事にふと故郷高田の笹飴を
思い出した。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中に、「越後の笹飴」が登場
する。
四国へ赴任する坊ちゃんがばあやの清に「何をみやげに買って来てやろう。
何が欲しい」と聞いてみたら「越後の笹飴が食べたい」と云った。
越後の笹飴なんて聞いた事もない。第一方角が違う。
「おれの行く田舎には笹飴はなさそうだ」・・・。というくだりがある。
いま旅行ブームだ。
旅行で欠かせないのが旅先でのおみやげ。
新聞に新潟市内で多くの行楽客らが利用するみやげ販売店の売れ筋おみやげと新潟県内の駅売店や新幹線の車内で販売される土産品「エキ菓子」の話題が出ていた。
土産(みやげ)とは、知人や縁者に配る目的で旅行先などで買い求めるその土地に因む品物(進物)のこと。
新潟市の売れ筋おみやげベスト5(2010年7月集計)
 ・新潟ふるさと村
  1位:新潟チップス 2位:うま塩えだ豆あられ ・3位:ルレクチェカステラ
  4位:柿の種(徳用) 5位:カレー豆
 ・北陸道黒埼パーキングエリア(上り線)
  1位:笹だんご 2位:南蛮えび煎餅 ・3位:新潟こしひかりロール
  4位:ほたて浜煮 5位:ルレクチェステイッククッキー
 ・新潟空港
  1位:新潟チップス 2位:へぎそば ・3位:鮭茶漬
  4位:りゅうと(ぬれおかき) 5位:夢みる・レクチェ
 ・JR新潟駅
  1位:南蛮えび煎餅(小) 2位:Albirex勝ちの種 ・3位:新りゅうと
  4位:笹団子キャラメル 5位:南蛮えび煎餅(大)
・エキ菓子(新潟市中央区:上古町・8月20日)
 エキ菓子とは、JR東日本新潟支社が駅の構内と駅ビル内、一部の新幹線の車内でしか買うことのできない限定の土産菓子。
 エキ菓子は、2006年8月1日発売の第1弾「朱鷺のはつ恋」をかわきりに第6弾「朱鷺の巣立ち」まで朱鷺シリーズで発売されている。
 ・第1弾:朱鷺のはつ恋(2006年8月1日発売)
 ・第2弾:朱鷺のはばたき(2007年4月1日発売)
 ・第3弾:朱鷺の玉子物語(2007年10月1日発売)
 ・第4弾:朱鷺のたまて箱(2008年7月1日発売)
 ・第5弾:新潟朱鷺ちゃん(2009年6月10日発売)
 ・第6弾:朱鷺の巣立ち(2010年7月26日発売)
 第6弾の朱鷺の巣立ちは、新潟県産イチゴの「越後姫」を練り込んだピンク色の皮で、佐渡海洋深層水が入ったもちやカスタードクリームなどを包んだ洋風和菓子。
 半年間の限定販売だが、販売目標は2万個。
 シリーズの販売実績は、
 ・第1弾の朱鷺のはつ恋は1万9598箱 ・第2弾の朱鷺のはばたきは4568箱
 ・第3弾の朱鷺の玉子物語は2万7704箱 ・第2弾の朱鷺のたまて箱は2万4378箱
新潟市内でいろんなみやげが売られており店により売れ筋が違うのに驚き。
店先でどれを買おうかなと迷う。
売れ筋みやげのベスト5の中に地酒が入っていないとは・・・。
笹団子と柿の種とカレー豆以外はあまり耳にしない商品だが、こんど機会があったら買ってみたい。

どれを買おうかな (イラストを模写)