緑のカーテンゴウヤと明後日朝顔

kanazu362010-09-16

9日、日本列島を台風9号が通過した。
台風の通過とともに季節も夏から秋へ。
新潟市の15日の最高気温は28.7度と30度を下回り真夏日
解消された。
気象情報会社「ウェザーニューズ」が15日、今年の紅葉の見ごろ予報を発表した。
猛暑で夏の日照時間が長かったため葉の光合成が活発となり全国的に色鮮やかな紅葉が期待できそうだという。
新潟県内の見ごろ予想日は、魚沼市銀山平奥只見ダムは10月16日ごろ、弥彦公園もみじ谷(弥彦村)は10月31日ころ、石油の里もみじ園(旧新津市)は11月7日ころ。
炎天下の続いた夏、緑のカーテンが巷の話題に。
ゴウヤのカーテンと明後日(あさって)朝顔のカーテンを見てきた。
・ゴーヤーのカーテン(新潟市中央区東北電力・9月3日)
 東北電力(本社:仙台市)は、植物の葉やつるで建物の窓を覆う「緑のカーテン運動」を展開している。
 新潟支店でも新潟市中央区の電力ビルがこの運動に参加している。
 2か所の入口脇の1階部分から高さ5m・幅3mのゴーヤーのカーテンが日差しをさえぎり室内に日陰を作り涼の世界を演出する。
 同社は、緑のカーテンが「室内の温度を2〜3度下げる効果がある」と。
・明後日朝顔のカーテン(新潟市江南区木津:旧木津小学校体育館・9月4日)
 新潟市江南区木津の木津小学校は1976年に廃校となり、残っている旧体育館も2011年度には取り壊されるという。
 取り壊し前に「木津小学校の記憶」と題し、物の上から色鉛筆でこすって紙に模様を写す「フロッタージュ」という技法を使い、管内の床や壁を写し取るワークショップが行われたので9月4日参加した。
 係員から渡された色鉛筆を使い体育館の床を色鉛筆でこすって模様を映し出した。
 作品は床一面に並べるという。
 体育館を外から見て驚いた。
 入口の壁に「9月4日の明後日朝顔開花数963個」と書かれ体育館の右側側面すべてが、後日朝顔で覆われ緑のカーテンとなっている。
 「明後日朝顔プロジェクト」は、2003年新潟の越後妻有アートトリエンナーレ2003の会場、莇平(あざみひら)からスタートした日比野克彦氏が主宰するアートプロジェクト。
 旧木津小学校体育館は、「明後日朝顔プロジェクト2010」に今年参加した。
・番外:軒を超す2.65mのテッポウユリ
 長岡市日野浦の栗林栄市(73)さん宅でテッポウユリが軒を超す2.65mの高さまで成長した。
 わが家の庭に咲くテッポウユリの高さを測ったら約1m。
緑のカーテンが日差しをさえぎり人々を涼の世界へといざなう。
街に秋風が・・・。

街中に緑のカーテンが (イラストを模写)