大相撲秋場所終わる

kanazu362010-09-27

大相撲秋場所は、横綱白鵬の4場所連続の全勝優勝と62連勝
で幕を閉じた。
1年納めの九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)でも
連勝を伸ばせば、7日目に双葉山の69連勝に並ぶ。
秋場所の話題を新聞から拾った。
横綱白鵬が4場所連続の全勝優勝と62連勝
 横綱白鵬が4場所連続の全勝で16回目の優勝を飾った。
 62連勝のスタートは初場所14日目の大関琴欧洲戦から。
 横綱千代の富士の53連勝を破り54連勝を達成したのが7日目の小結稀勢の里戦。
 千秋楽は大関日馬富士を破り62連勝と記録を伸ばす。
・期待の若手日本人力士の明と暗
 秋場所は、期待の若手日本人力士新関脇栃煌山と小結稀勢の里に注目した。
 ・明の関脇栃煌山(11勝4敗・23)
  新関脇の栃煌山大関魁皇日馬富士琴欧洲の3人を破り11勝4敗で技能賞を獲得、一躍大関候補に名乗りを上げた。
 ・暗の小結稀勢の里(7勝8敗・24)
  4日目からの5連敗が響き7勝8敗と負け越し来場所小結からに陥落する。
・初日満員御礼の垂れ幕下がらず7日目でやっと満員御礼が
 不祥事を受けて7月の名古屋場所で中止されたNHKの生中継が初日から再開され、先場所初日は19本だった懸賞も73本に増えた。
 しかし、客足は鈍く、入場券は1768枚(全体の約17%)売れ残り、東京場所初日としては2005年秋場所以来、5年ぶりで大入り(90%以上)にならなかった。
 15日間で満員御礼がでたのは、7日・8日・14日・千秋楽の4日間。
・人気力士大関魁皇が13度目のかど番脱出
 人気力士大関魁皇が14日目、小結稀勢の里を寄り切りで破り8勝目を挙げ13度目のかど番を脱出、来場所も日本人力士最高位の大関として土俵に上がる。
秋場所初日、瞬間最高視聴率15・8%
 NHKが大相撲の生中継を再開した秋場所初日(12日)の平均視聴率(関東地区)は、午後4時台が3.3%、午後5時台が8.8%だった。
 瞬間最高視聴率は午後5時59分の白鵬鶴竜の取組中の15.8%。
・元十両力士が前相撲から出直し
 秋場所3日目(14日)元十両の北勝国(八角部屋・25)が昭和以降の関取経験者として初めて前相撲に出場し白星を飾った。
 右手首のケガで、西幕下5枚目だった昨年夏場所から休場を続け、今場所は番付外に転落していた。
野球賭博などで十両陥落力士が大活躍
 野球賭博などで十両に転落した力士は、元大関雅山豪栄道豊ノ島豊響、若荒雄・隠岐の海の6人。
 秋場所の成績は、
 ・豊ノ島が14勝1敗で優勝 ・豪栄道は12勝3敗 ・雅山は12勝3敗
 ・隠岐の海が10勝5敗 ・豊響は7勝8敗 ・若荒雄は8勝7敗
 好成績の豪栄道豊ノ島雅山の3力士は、来場所の幕内昇進を確実にした。
・平成生まれの初の関取誕生
 西幕下13枚目の高安(鳴門部屋:茨城県・20)が、7戦全勝で幕下優勝を飾った。
 「幕下15枚目以内で全勝」という審判部の内規により九州場所での新十両昇進は決定的で平成生まれの関取第1号に。
・元小結岩木山が引退
 元小結で小脳梗塞を患い秋場所初日から休場していた西十両14枚目の岩木山(34)が今場所限りで現役を引退した。
 引退後は年寄「関ノ戸」を襲名し、境川部屋付きの親方として後進の指導にあたる。
九州場所の番付発表は11月1日。
横綱白鵬横綱双葉山の69連勝という不滅の大記録に挑む。
連勝を伸ばせば、7日目(11月20日)に双葉山の69連勝に並ぶ。
大記録達成は成るか。
横綱白鵬を破る新ヒーローが誕生するか。
69連勝に挑む横綱白鵬九州場所での活躍が、相撲フアンを呼び戻す大相撲復活の場所となるか。
子どもたちが小学校のグランドで野球やサッカーの練習をする姿を見るが、相撲の練習をする子どもたちの姿を見たことがない。
相撲も野球やサッカーのように子どもたちが楽しめるスポーツにならなければ相撲人気はますます衰退する。
頑張れ日本相撲協会・・・。

横綱白鵬は強い (イラストを模写)