緑を育む

kanazu362010-09-29

初秋、山が千変万化の赤・茶・黄・緑などの彩りに染まる写真が
紙面に。
山並みの燃える光景は紅葉ではなくナラ枯れだと・・・。
緑を育む話題が新聞に。
ナラ枯れ
 コナラやミズナラの木が赤茶色になって立ち枯れる「ナラ枯れ」が全国で急増している。
 林野庁の調査によると2009年度は、全国23府県で被害が確認され、被害面積は前年比74%増の2511ヘクタール。
 新潟県は482ヘクタールで、愛知県の408ヘクタール、山形県の342ヘクタールを上回って全国最多。
 県によると、市町村別では佐渡市の236ヘクタール、糸魚川市の119ヘクタール南魚沼市の27ヘクタールで多かった。
 1991年度以降2009年度までの累計被害本数は61万9000本。
 市町村別では阿賀町が15万5000本、佐渡市が12万4000本、糸魚川市が5万6000本と続く。
 ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが夏に繁殖のためミズナラやコナラの幹に穴を開けて侵入し、病原菌を持ち込むことで発生する。
 被害に遭うと、木が白骨化するなど美観が損なう。
 高温少雨だった今夏も大きな被害が出る恐れがあると。
・2014年の全国植樹祭が42年ぶりに新潟県で開催
 2014年の第65回全国植樹祭新潟県で開催される。
 新潟県での開催は1972年に胎内市(旧黒川村)で開催されて以来42年ぶり2回目。
 具体的な開催場所や日時などは未定。
阿賀野川河川敷に公園完成(新潟市江南区沢海:阿賀野川河川敷・9月5日)
 8月29日、新潟市江南区沢海の阿賀野川河川敷にフットサルなどの運動が楽しめる「レクレーションゾーン」がオープンした。
 同ゾーンは、5ヘクタールの敷地に天然芝の多目的広場やフットサル場3面とブランコなどの遊具が備えられている。
・みどりと森の運動公園建設(新潟市西区板井・9月3日)
 野球場が姿を見せたみどりと森の運動公園建設現場を9月3日見てきた。
 新潟市西区板井に建設中のみどりと森の公園は、「遊びの森広場」「みどりの広場」「のぞみの広場」「屋内運動場」「多目的運動広場」「野球場」「園路」「調整池」などが建設される。
 建設中の「みどりと森の公園」工事現場の囲いが取り外され野球場が姿を見せた。
 野球場は、両翼98mでグランドは天然芝で観客収容3000人のスタンドを備え、市内でも有数規模の球場となる。
 完成は2011年3月。
 野球場を含めたみどりと森の運動公園の総面積は約12.8ヘクタールで総事業費は約50億円。
 2011年5月以降にオープンする予定。
長岡市緑化センター(花テラス)の建設(長岡市千歳・9月11日)
 園芸が盛んな長岡市の千歳1丁目に建設中の緑化センターが10月に完成する。
 10月末にオープンする緑化センターの愛称が「花テラス」と決まった。
 愛称は市内の中学生から募り、4点に絞った上で市民投票を実施、投票総数1141票のうち最多の460表を獲得した「花テラス」が選ばれた。
 花テラスは、温室や、講座・展示ができる研修室、園芸について学ぶことができる図書・相談コーナーのほか、屋上庭園、野菜づくりや生物とのふれあい体験ができる場、市民花壇などもある。
 鉄筋コンクリート造り2階建てで総事業費約4億6000万円。
・「ふるさとの森」の造成(新潟市中央区ハードオフエコスタジアム・9月25日)
 東京新潟県人会100周年記念を祝い9月25・26日の両日朱鷺メッセで「新潟県人会大交流祭」が開催される。
 開催前日の24日国内外の県人会関係者約200人が新潟市中央区ハードオフエコスタジアムで記念植樹を行い「ふるさとの森」を造成した。
 ふるさとの森には、オオヤマザクライチョウなど四季を通じて観賞できる8種類の木約70本と県の木のユキツバキ220株を植えた。
・番外:温泉熱活用で農産物栽培(弥彦村麓・9月10日)
 弥彦村の麓地区に温泉の廃湯を活用しビニールハウスで農作物を栽培する施設が完成した。
 広さ約100平方メートルのハウス内の地下に管を敷設し温泉の廃湯を流す。
 施設では2008年からトマトやスイカなどを試験生産してきた。
 2009年度からプランターを高さ1mほどに設置した高設栽培装置を導入しイチゴの栽培に適したハウスに改良して「越後姫」の栽培に着手した。
 温泉熱活用で収穫時期が11月中旬から1月頃まででき、イチゴの需要が増えるクリスマス前にも出荷できると期待する。
町のあちこちで緑を育む活動が続く。

県人会の人たちがふるさとに森を (イラストを模写)