田んぼアートの稲刈りと潟普請
稲刈りが最盛期の9月26日、燕市大保の吉田ふれあい広場で
「田んぼアートの稲刈り」が行われ、新潟市西区の佐潟では
「潟普請(ふしん)」が行われたので見学してきた。
・田んぼアートの稲刈り(燕市大保・9月26日)
吉田ふれあい広場の田んぼアートを見に行ったのが7月30日。
ふれあい広場の西側水田の田んぼアートは、黄や紫や白や緑の4種類の稲を使って文字や絵が描かれてた。
水田脇に高さ約5mの見学台が設置され上から見下ろすと
縦約53m・横約75mの田んぼに、市ゆかりの良寛の書「天井大風」と「一心太助」の大凧と「奴凧」が弥彦山と国上山をバックに大空を舞い、「JA かがやくつばめ」と黄色い文字が書かれている。
見学者を楽しませた見学台は8月22日に撤去された。
稲も黄金色に色づき刈り入れの季節を向かえ9月26日地区の人たちや県外からの人たち約240人が参加し稲刈りを行った。
稲刈りは約1時間半で終了した。
主催者は「今年は米粒も小さくできは良くない」と。
・佐潟の潟普請(新潟市西区赤塚:佐潟・9月26日)
9月26日、第9回「佐潟の潟普請」が地域の住民や赤塚中学校の生徒や一般市民らが参加して行われた。
参加者は受付で「ドロ上げ班」と「ヨシ運び班」に振り分られる。
・ドロ上げ班:佐潟橋付近でヒシとドロ上げ活動
・ヨシ運び班:観察舎正面岸辺のヨシ運び活動
地元の漁協の人や青年部の人たちが木舟を出しじょれんを使って泥やヒシの実や葉を船にすくい揚げ木舟に積み込む作業。
ヒシの葉取りやヨシ刈り作業、歩道にせり出した笹竹を刈りトラックに積み込む作業。
などなど。
・番外:ヒシが大量発生の佐潟
今年の佐潟は、異常気象の影響かヒシが20年ぶりの大量発生だという。
県立植物園などは「春先の低温の影響でハスが葉を出せないでいるうちにヒシの方が先に湖面を覆ってしまったんでは」と。
潟のヒシのみを見て子どものころふるさと高田城跡公園の内堀でヒシの実採りを思い出した。
ワラ縄に碇にを縛り付けて堀に投げ込みワラ縄をたぐり寄せヒシの実を採る。
碇のないときは石を碇代わりにした。
採ったヒシの実はゆでておやつとして食べた。
実りの秋。
田んぼアートの稲刈りと潟普請を見学し里の秋を楽しんだ。
稲刈り (イラストを模写)