懐かしの古町界わいの写真展と越後  高田歴史回廊めぐり

kanazu362010-10-24

新潟市中央区で「懐かしの古町界わいの写真展」が開催された。
10月21日、妙高市赤倉で「高校の古稀同級会」が開催
されたので久しぶりにふるさと上越市高田に帰った。
ふるさとでは「越後高田歴史回廊めぐり」が開催されており
懐かしい街並みを歩きふるさとを偲んだ。
・懐かしの古町界わいの写真展(新潟市中央区東北電力グリーン館・10月8日)
 新潟の古町を初めて訪れたのは昭和27年5月の小学校の旅行のとき。
 就職して新潟に来たのが昭和40年6月。
 新潟では川岸町・窪田町・有明台・須賀・坂井東と5回も転居した。
 懐かしの古町界わいの写真展では昭和30年代から40年代の写真約40点が飾られている。
 古町十字路や旧大和百貨店や三越百貨店(旧小林百貨店)の写真も。
 古町界わいが人並みでにぎわう様子の写真に懐かしさが。
 昭和30年前後、古町にあった商店を地図で示し当時の写真も紹介している。
 地図を見ると多くの店が姿を消し街の様子が一変している。
・越後高田歴史回廊めぐり(旧高田市・10月21日)
 日本スキー発祥100周年記念行事の一環で開催されている「越後高田歴史回廊めぐり」で懐かしい街並みを歩き思い出の古い建物を見てきた。
 ・町屋 
  町屋とともに人々の暮らし(町屋公開と関係資料の紹介)
  ・旧金津憲太郎桶店(仲町4)
  ・旧今井染物屋(大町5)
  ・町屋交流館高田小町(本町6)
   明治の町屋3軒分の間口に、立派な鬼瓦を載せた大屋根と土蔵のある商家を再生活用した交流施設。  
   高田のまちと「高田瞽女」文化を紹介している。
 ・旧第四銀行銀行高田支店(本町3)
  旧第四銀行銀行高田支店の建物は、昭和6年に百三十九銀行の本店として建てられた。
  地上3階、地下1階、延べ1217.95平方メートル、高田に造られたもっとも古い鉄筋コンクリート造りの建物のひとつである。
  平成21年7月上越市に寄付された。
  「ひと」から見る地域の発展と歴史展が開催されている。
 ・旧師団長官舎(大町6)
  師団長官舎は、明治43年(1910)南城町3丁目に建てられた。
  工事費は当時の金額で1万3300円(当時米1升が12銭)。
  現在の旧師団長官舎は、平成3年まで自衛隊幹部宿舎として使用されていたものを「旧市長公舎跡地」に移築、復元したもの。
  邸内では「スキーの発祥・発展、私たちの暮らし展」が開催されている。
 ・高田城三重櫓(本城町)
  高田のまちは、徳川家康の六男松平忠輝公によって、慶長19年(1614)に築かれた高田城の城下町。
  平成26年(2014)に迎える開府400年を見据えて関係資料が紹介されている。
 ・高田世界館(本町6)
  まちなかの映画館から近代産業遺産として、日本で最古級の映画館を紹介
写真で見る懐かしい古町の様子を知り、ふるさと高田の街並みを歩き、古きよき時代の新潟古町と高田の街の賑わいなどが記憶に甦った。
昭和40年代に「明治は遠くなりにけり」という言葉がはやった。
大正が過ぎ、昭和の時代となり、明治100年にあたるころに、よく使われた。
もともとこの言葉は、「降る雪や明治は遠くなりにけり」からきたものだとか。
この言葉は中村草田男の第一句集「長子(ちょうし)」(昭和11年)に収められている。
あぁ!!昭和も遠くなりにけり。

この建物には思い出が・・・ (イラストを模写)