珍しい御神木と美しい虫食い模様の  枯葉

kanazu362010-10-26

新潟地方気象台は10月25日、新潟県内は12月中旬並みの
強い寒波が入るため27日まで荒れ模様となり、26日夜から
標高1000m以上の高い山で初雪が降り、雪が積もるところも
あると発表した。
紅葉の季節である。
村松町蛭野の黄金の里のイチョウ並木も間もなく黄金色に輝く。
安出集落の大宮神社の大ケヤキの葉も色づき始めた。
新潟市赤塚の佐潟を散策、美しい虫食い模様の枯葉を見つけた。
・珍しい大ケヤキと杉合体の御神木(旧村松町安出:大宮神社・10月17日)
 旧村松町中心部から、曹洞宗名刹慈光寺への途中に大宮神社がある。
 慈光寺の先は霊峰村松白山がそびえる。
 この道は、慈光寺・霊峰白山に通じるいわば信仰の道か。
 大木の並ぶ広い境内を進むと、社殿に向かって左側に大ケヤキが立っている。
 資料によれば、樹高:20m・目通り幹囲:5.5m・推定樹齢 300年以上で神社の御神木。
 御神木は成長の過程でスギを1本取り込んでしまった。
 根元を見ると大ケヤキの根元からスギの木が大きく伸び一本の木からケヤキとスギが成長し奇妙な光景を見せている。
 ケヤキとスギの木の両方にしめ縄が飾られている。
 古老の話では「神社の改修の話が出たときこの御神木は3000万の値段がついた。村人は御神木を売れば罰が当たるといってこの木を守った」と。
 境内には他に3m超のスギ2本とケヤキ1本が目につく。
・美しい枯葉の虫食い模様(新潟市西区赤塚:佐潟・10月23日)
 10月3日に白鳥が飛来した佐潟、22日現在の飛来数は681羽(オオハクチョウ3羽・コハクチョウ678羽)。
 枯葉が舞い散る佐潟湖畔を歩いた。
 潟から白鳥の鳴き声が聞こえる。
 遊歩道には赤・黄・茶などの色とりどりの落ち葉が。
 虫食いで素晴らしい模様の桜の枯葉を見つけた。
 あまりの美しさに枯葉を数枚拾い、路上をキャンバス代わりにして図案を描いた。
 図案はハワイアンキルトの様な模様になった。
 記念にデジカメで1枚撮った。
落ち葉拾いでふと子どものころ学校帰りに色づいた桜やもみじや柿の葉を拾い集めた懐かしい記憶が甦った。

美しい枯葉模様に魅せられて (イラストを模写)