スズムシと庭のカマキリ
10月26日北海道の山から初雪の便りが、近畿地方からは
木枯らし一番の便りが届いた。
新潟県内も妙高山麓の燕温泉(標高1120m)で初雪が降った。
季節はもう秋から冬に。
スズムシの鳴き声も止み、庭からカマキリも姿を消した。
ウメモドキの実が真っ赤に実りヒヨドリが庭に。
わが家の庭にも日一日と晩秋の気配が。
スズムシとカマキリの観察日記を開いた。
・スズムシ
スズムシの今年の初鳴きは8月12日。
玄関先で鳴いていたスズムシの鳴き声も10月7日が最後。
今年の観察日記には、
・6月1日物置から飼育ケース(2個)を取り出す
・6月9日ホームセンターでスズムシのタマゴ2袋(1袋50個)を買う
説明書にはふ化率70%と
・6月16日1ケースでスズムシが5匹ふ化(昨年は6月2日)、もう1ケースはまだだ
早速市販の餌を与える
・6月19日畑で初収穫のナス1個をスズムシのエサに
・2個目のケースまだ1匹もふ化していない
妻が何年も同じ土で飼育しているので菌が繁殖して土が悪いのではと
・6月25日新しい飼育ケースとスズムシマットとスズムシのタマゴ1袋(1袋50個)買う
・6月30日新しい飼育ケースの中で買ったタマゴからスズムシがふ化した
・8月12日初鳴き(昨年の初鳴き8月25日・一昨年は8月13日)
・10月7日玄関先で「リーン・リーン」と鳴いていたスズムシ
鳴き声が聞けなくなったのが10月7日(昨年は9月22日)
それでも飼育ケースの中でまだ3匹が生きている。
・10月15日飼育ケースの中のスズムシは完全に姿を消した
飼育ケースは来年の6月まで物置に。
・庭のカマキリ
春先から姿を見せていたカマキリ。
10月3日、自転車のハンドルの上に姿を見せじっと私の顔を見る。
お別れかの挨拶に来たのだろうか・・・。
捕まえて「さようなら」といいながら草むらへ放した。
観察日記を見ると
・6月29日ラズベリの葉の上で休んでいるふ化したばかりの薄茶色のカマキリを発見
・7月16日、テッポウユリの花の上で少し大きくなり緑色に変色しカマキリを発見
・8月1日、ラズベリの葉の上で緑色から薄灰色に変色しカマキリを発見
図鑑よれば「カマキリは生きた昆虫しか食べず、バッタ・コオロギ・チョウ・ハエ・アリなどを食べる」と。
毎年カマキリの姿を見れるのは庭にカマキリの餌となる生きた昆虫がおり庭のどこかでタマゴを産むからだろう。
来年もカマキリの姿を見れるだろうか。
スズムシの鳴き声も止み、庭からカマキリも姿を消した。
山から初雪の便りが届いた。
やがて里にも初雪が。
山からもう初雪の便りが (イラストを模写)