騎兵隊長秋山好古と軍人山内保次が描くスケッチ画展

kanazu362010-11-17

NHKスペシャルドラマ司馬遼太郎原作の「坂の上の雲
第2部の放送が12月5日から始まる。
秋山好古騎兵団の副官として活躍した軍人山内保次が、戦場で
描いたスケッチ画展が開催されており11月13日観てきた。
・騎兵隊長秋山好古
 昨年暮れに放送されたNHKスペシャルドラマ司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」第2部の放送が12月5日から始まる。
 主人公の一人旧陸軍軍人・秋山好古が揮毫した石碑「忠魂碑」が旧横越村沢海の日枝神社に建立されているのが判明。
 9月5日、「秋山好古と横越地域の人びとのつながりについて語る」の講演会が旧横越村沢海で開催されたので聴講した。
 講師の神田勝郎(73)さんは、「将軍と3人の県人副官」として、山内保次・建川美次・豊辺新作の3人を紹介した。
 秋山 好古は、1859年(安政6)1月7日愛媛県松山市生まれ、1930年(昭和5)11月4日死去、日本の陸軍軍人で日本騎兵の父と言われた。
・軍人山内保次が描く秋山騎兵団の記録(新潟県立歴史博物館・11月13日)
 軍人山内保次のプロフイルは、
 ・1881年(明治14)新潟市生まれ ・新潟中学を卒業 ・1902年(明治35)陸軍士官学校卒業し陸軍騎兵少尉 ・1905年(明治38)9月秋山好古騎兵団の副官となる 1975年(昭和50)死去 
 会場に軍人山内保次が戦場で描いた(明治37年から39年)スケッチ画約50点が展示されている。
 ・石仏寺の遠景 ・首山堡の戦跡 ・戦いおわり秋の取り入れ ・満州の魚
 ・満州の広野 ・騎兵曹長の陣中執務 ・蒙古馬 ・野戦における軍旗祭風景
 ・さらば満州 ・満州の種まき ・軍事郵便 ・故郷の味(西瓜)・鉄道を守るロシア軍騎兵
 ・花の床に憩う従軍 ・膝に眠る仔犬 
 などなど。
 ほかに山中峯太郎著「敵中四騎挺身」(日露戦争において、わずか騎兵3人、通訳1人を率いて、敵中の偵察任務を遂行し、ロシア軍の主力の位置などを確認し司令部に報告した。)の本も展示されている。
戦場のスケッチ画からは日露戦争の最前線で従軍する騎兵兵士の厳しさが伝わってくる。

戦場の厳しさがスケッチ画に (イラストを模写)