職業の神を祀る神社あれこれ

kanazu362010-11-19

11月13日の「うるしの日」に村上堆朱事業共同組合の職人ら
13人が、村上市蒲萄の漆山神社を参拝したと新聞に。
職業の神を祀る神社に興味を持ち調べ参拝した。
・漆の神様:漆山神社(村上市蒲萄)
 漆山神社は旧朝日村の葡萄峠に鎮座する神社。
 旧朝日村や旧山北村は古くから漆生産が盛んだったことから名付けられたといわれる。
 「うるしの日」の13日、職人たちが漆山神社の境内に漆の苗木を植樹、その後、高さ約50mのご神体「明神岩」前の本殿にお神酒を供え、商売繁盛を祈念した。
・商売繁盛の神様:高龍神社(長岡市蓬平町・5月3日)
 商売繁盛の神様として知られ、奥の院には龍神様が、神社にはお使いの白蛇様が祀られている。
 切り立った山にお社があり、118段の石段を登ると、三方に山に囲まれた神秘的な境内にたどり着いた。
 歴史は古く、約600年から守り継がれ、ご神体は「龍」が祀られ、家内安全、商売繁盛に霊験あらたかな神として多くの信仰を集めている
 また、この付近に白蛇がいるとうわさされ、この蛇と龍にあやかり、商売繁盛を願って、市内や近隣のまち、関東方面など全国各地から参拝者が訪れいる。
・お菓子の神社:「菓祖社」(燕市戸隠神社境内・10月23日) 
 戸隠神社の境内に「天満宮(学問の神)」「菓祖社(お菓子の神)」「幸福稲荷(繁栄の神)」が祀っられている。
 戸隠神社は1649(慶安2年) 燕組大庄屋に赴任した樋口嘉兵衛が、「戸隠神社」を創設したとの説がある。1683(天和3年)の創祀説もある。
 「菓祖社」は、お菓子の神様とされる「田道間守命(たじまもりのみこと)」を祀った神社。
 鳥居に「私達燕菓子組合員は田道間守命の精神を尊守し、地域の菓子文化に貢献致します」の貼り紙が張られている。
・金物や鍛冶の神社:金山神社燕市南町3丁目・11月15日)
 金物の町とし有名な三条市燕市には、金物や鍛冶などの金属に係る神様を祀る金山神社が建てられている。
 燕市金山神社御神体岐阜県にある南宮大社により鍛治の神の守護神として仲山金山彦命分身が祭祀されたもので昭和4年4月に建立された。
 昔から鍛治の神さまとして敬神されており、事業所、会社の事務所、個人の作業場には必ず祀られて、毎年11月には金山講として仕事を休んで、商売繁盛、家内安全を祈願し、職人や従業員には冬支度の衣食品や酒食を差し上げて感謝の意を表していた。
 境内には神社創立のために尽力した当時の業界人「遠藤松次郎公之碑」が建てられている。
・学問の神様:天満宮新潟市中央区学校町通・11月15日)
 小雨の降る15日、新潟市中央区学校町通の学問の神様を祀る「天満宮」を参拝した。
 学問の神様の菅原道真公(天神様)祀る菅原神社は、日本全国に14000社ほどが存在し、神社数のランキングでは第4位。
 新潟市の学校町に鎮座する天満宮(菅原神社)の周囲には、新潟中央高校・新潟商業高校・新潟高校新潟大学といろいろな学校が建ち並ぶ。
・機織の神様:服部神社(五泉市宮町:八幡宮・11月16日)
 服部とは一般的には機(はた)を織ることや、機織りをする人。
 機織の町で有名な五泉市宮町の八幡宮境内には服部神社が祀られている。
 お祭りは毎年5月25日。
・お酒の神社:松尾神社新潟市中央区白山神社・11月17日)
 白山神社の地下道を通り本殿裏に出ると松尾神社が祀られている。
 松尾神社は、醸造安全、寿命守護、福徳円満の神として新潟の酒造、味噌、醤油、酢等の製造及び販売業者の方々から格別な崇敬を受けている。
 京都の式内社官幣大社二十二社の一社である松尾大社の御祭神・大山咋神(おおやまくいのかみ)、市杵島姫命(いちしまのひめのみこと)を勧請して祀ったもの。
いろんな職業の神を祀る神社があるのに驚き。

この神社は (イラストを模写)