道と橋

kanazu362010-11-28

秋も終り間もなく雪の季節がやってくる。
今年2月、新潟市西区田島地内の国道116号線で地吹雪の
影響によって長時間国道が通行止めとなって市民生活に大きな
影響が出た。
11月27日、急ピッチで工事が進められている地吹雪や吹きだまりを防止柵設置工事現場と全線開通した新潟海岸バイパスの内野新川大橋を見てきた。
・国道116号線に地吹雪防止柵を設置(新潟市西区田島地内・11月27日)
 今年2月、新潟市西区田島地内の国道116号線で地吹雪による吹きだまりや視界不良のため交通事故の発生や車の立ち往生などで市民生活に大きな影響が出た。
 このため国土省新潟国道事務所は、地吹雪や吹きだまりを防止する柵の設置のどの工事を急ピッチで進めている。
 工事現場には、「“ご迷惑をおかけします”防雪柵を設置しています。12月28日まで」と書かれた看板が立てられている。
 工事は、地吹雪被害が発生した同区の田島入り口交差点付近と明田交差点付近。
 田島入り口交差点付近には、固定式の「吹き払い柵」(延長110m)と仮設式の「吹きだめ柵」(延長70m)の2種類。
 明田交差点付近には、延長270mにわたって吹きだめ柵を設置する。
 ・吹き払い柵は防雪板で風をせき止る。
 ・吹きだめ柵は雪を柵の前後に堆積させることで吹きだまりの発生を防ぐ。
・内野新川大橋の開通(新潟市西区五十嵐3の町・11月27日)
 日本海の海岸部を走る国道402号新潟海岸バイパス(新潟市西区五十嵐3の町〜同区有明町・9キロ)の未供用区間約2・5キロが11月27日午後3時から供用開始され、全線が開通した。
 開通したばかりの内野新川大橋を11月27日午後4時過ぎに車で渡った。
 橋のたもとの標識に「内野新川大橋」「長さ180m」と書かれている。
 上流側の片側に歩道が設けられ遊歩道から日本海の夕日を眺めることができる。
 27日の日の入りは午後4時26分、日本海地平線の雲が夕日に照らさせ茜色に染まる美しい光景が目の前に。
 新潟海岸バイパスは昭和59年度に県が着工。
 平成19年度の政令市移行で新潟市が事業を引き継いでいた。
 道路は幅員13メートルで、暫定2車線、片側歩道で事業費は約127億円。
 道路は今回の供用開始部分は約43億円。
内野地内を流れる新川にこれまで、「往来橋」「月見橋」「三日月橋」「崎山橋」「大萩橋」「農林省橋」「槙尾大橋」などが架かる。
新川にまた新しい橋が架かり内野の名所がまた一つ増えた。

橋上から眺める日本海の夕日 (イラストを模写)