白鳥見学と探鳥会で佐潟を歩く
11月27日早朝「佐潟探鳥会」が開催されたので参加した。
早朝の潟を歩き白鳥やたくさんの鳥たちと出会った。
・佐潟の白鳥
・佐潟
佐潟は新潟市南西部にある砂丘列のあいだの低地にある淡水の砂丘湖。
水源は砂丘の地下水などの湧き水で標高5m・平均水深1m・総水域面積は43.6haで上潟と下潟があり湖底は船底型である。
湖面から湖岸にかけては水生植物が繁茂し、周囲の砂丘には松林と畑地がひろがる。
むかしから潅漑用水池として、また漁場として、地元の人々の暮らしに大切な潟として保全に取組みながら活用されてきた。
・白鳥の飛来数
今年の白鳥飛来の初認は10月3日。
・10月22日は681羽 ・10月29日は1243羽 ・11月5日は2557羽 5255羽(オオハクチョウ87羽・コハクチョウ5188)
・白鳥のお出かけ
白鳥は日の出とともに集団で近くの田んぼへ餌さを求めて飛び立つ。
早朝の佐潟では毎日のように集団で潟を飛び立ち田んぼへ向かう白鳥の姿を見ることができる。
・佐潟の早朝探鳥会
11月27日の新潟市の最高気温が12.2度と小春日和で探鳥会には最高の日。
早朝探鳥会には大人ばかりの約15人が参加した。
探索区間は佐潟水鳥・湿地センターから野鳥観察舎までの約1キロ。
佐潟散策マップを片手に新潟野鳥の会のボランテイアの人たちの案内で午前7時半に佐潟水鳥湿地センターを出発。
・ツグミが桜の木の枝に ・マガモが人の足音に驚き沖へ飛び去る
・羽の色が青緑色のカワセミが水辺の小枝に
・アオサギ・オオバン・ヒヒクイ・ベニマシコ・シロハラ・キジ・ムクドリ・シジュウカラ・ウグイス・トビ・カワウ・オオタカの若鳥・ツグミ
などなど。
この季節にウグイスを見れるとは。
探鳥会は午前9時半に終了した。
・番外:鳥インフルエンザの発生でトキの移送延期
島根県安来市の養鶏場で、H5型の高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる鶏の死骸が見つかり、簡易検査で陽性反応が確認された。
11月30日環境省と新潟県は、島根県安来市で発生した鶏の鳥インフルエンザの影響で、12月2日に佐渡を出発し3日に出雲市に着く計画だったトキ4羽の移送延期を決めた。
探鳥会で晩秋の佐潟を歩き白鳥を見、鳥の鳴き声を聞き心を癒した。
白鳥が潟を飛び立つ (イラストを模写)